ウィロー 16 - 20


(16)
「コ、コラ・・・!ヤメロ!」
ヒカルタンが、叫んでいる。
かなり狼狽えているらしく、どもりながらオレを罵倒する。
「やぁ・・・ば、ば、ば、ばか!ヤメ、ヤメロってばぁ・・・あん・・・!」
オレは無視して、ヒカルタンの後ろを舐め続けた。
よくよく考えたら、ヒカルタンが力を抜いていたとしても、いきなり入るわけがない。
ういろうは滑り止めにはなっても、潤滑剤にはとてもならないだろう。
もっと柔らかくしなければ・・・
オレはヒカルタンの細腰を支えていた腕を少し前に伸ばして、バナナを弄り始めた。
「ひぁ・・・ダメ・・・ダメだってば!」
イヤだと言いながらも、ヒカルタンのピンクバナナは、すっかり勃ち上がっている。
ふふふ・・・オレはヒカルタンの身体のことは、ヒカルタン以上によく知っているのだ。
オレが、先端の割れ目を爪先でぐいっと押すと、「やん・・・」と言う甘い声とともに、
シロップがあふれ出してきた。
オレは、手についているういろうにそのシロップを混ぜていく。
もちろん、口での奉仕も怠らない。
「やだ!ヘンタイ!ヘンタイ!ヘンタイ!やめてよぉ・・・」
ヒカルタンの罵倒は、天使の歌声。
泣き声は、天の調べ。
ヘンタイなオレは、ヘンタイな行為に夢中になっていた。
思わず、当初の目的を忘れそうになっていたくらいに・・・
「うわーん・・・羽伊郎(仮)のヘンタイヤロウ・・・来るな!入れるな!」
その声で、ハッと我に返った。
そうだった。
オレは、ヒカルタンの桃から顔を離し、小さな身体を下におろした。
ヒカルタンはぐったりと手足を投げ出している。
「い、い、い、い、イクよ・・・ヒカルタン・・・」
オレは、ヒカルタンの秘密の花園に指(ういろう付き)を侵入させた


(17)
途端にヒカルタンが
「うぎゃあ!」
と、一声叫んだ。



――――――“うぎゃあ”って・・・・・・
いくら何でも“うぎゃあ”はないよ。
いつも「ああん?」とか「いやん?」とか、可愛い声で啼いてくれるじゃないか・・・
オレは切々と訴えた。
色気がないとか雰囲気ぶちこわしとか、勝手なことを言い続けた。
「うる・・・せ・・・何で・・・オレが・・・ヘンタイを・・・喜ばせなきゃ・・・いけねえんだよ・・・」
そんなオレに、ヒカルタンは顔を伏せたまま、途切れ途切れに憎まれ口を叩く。
だが、その伏せられた顔の両脇に添えられた手は、爪を立てて、畳を掻きむしっていた。
オレが、中で指を動かすと、細い肩がビクビクと揺れた。
ふふふ・・・
感じているね、ヒカルタン・・・
オレは、ヒカルタンの感じるところは熟知している。
だから、ココをこうすれば・・・
「ァン・・・」
ヒカルタンが背中を仰け反らせて、小さく喘いだ。
その表情は、直接は見えないけど、オレにはよくわかっているよ。
切なげに眉を寄せ、長い睫に縁取られた大きな瞳を隠すように瞼を閉じている。
薄紅色に染め上げられた頬と、それ以上に赤い唇が誘うように戦慄いているのがハッキリと
脳裏に浮かぶ。
オレは、ソレを確認するために、ヒカルタンの中を探る指を引き抜いた。


(18)
ヒカルタンの身体に一瞬力が入った。
くっきり浮き出た肩胛骨が、背骨に寄るのが、脱げかけのシャツから垣間見えた。
ヒカルタンの肩に手を回し、ゆっくりとこちらの方に向けた。
・・・・・・やっぱりね。
オレは、ニヤリと笑った。
想像した通りの顔が、ソコにあった。
どんなに、減らず口を叩こうとも、ヒカルタンがオレの愛撫に感じていたことは明白だ。
浅い呼吸を繰り返しながら、ヒカルタンは緩慢な動きで瞼を少し持ち上げた。
ヒカルタンは黙ってオレを見ている。
その目の前で、オレはゆっくりと指を自分の口へ持っていった。
ワザと見せつけるように、しゃぶる。
途端に、ヒカルタンは嫌悪の視線をオレに向けた。
見たくないものを見せた・・・!
そういわんばかりに、侮蔑に満ちた冷たい目。
ゾクゾクした。
最高だよ、ヒカルタン!
もっと、もっと、もっと・・・その目でオレを見てくれ!
本当は、そのままヒカルタンにキスをしたかったが、そうすると睨まれるだけではすまないような
気がして諦めた。
ヒカルタンに罵倒されたり、蹴られたりするのはいいが、別れ話はイヤなのだ。
殴られるのは大歓迎でも、捨てられるのは絶対ゴメンだ!
「・・・オマエ・・・ホンモノのヘンタイだ・・・救いようのないバカ・・・」
「全部食べるって約束したじゃん・・・ムダになんかしないよ・・・」
オレが笑いかけると、ヒカルタンは赤くなって目を逸らした。


(19)
ヒカルタンの顔を覗き込んでみた。
オレのニヤニヤ顔が癪に障ったのか
「何だよ!もう今日はしねえ!」
と、怒鳴った。
真っ赤な顔で、オレをどけようと肩をグイグイ押してくる。
本気じゃなくて、ただの照れ隠しだと言うことはバレバレである。 
もう、ガマンできない。
オレは、おもむろにズボンを脱ぎ、自分のバナナを取り出した。
オレのは、ヒカルタンの可愛いピンクバナナと違って、
一房30円ぐらいでたたき売られている腐りかけといった感じだ。
あ、コレはあくまで例えだからな。
実際に腐っているわけではない。
ヒカルタンのバナナがいかに可愛いかを説明するために、比較しただけだ。
でも、硬さと大きさではズッキーニにも負けないよ。
自信があるんだ。
「げっ・・・!何ズボン脱いでんだよ!今日はやらないって言ってるだろ!!」
ヒカルタンは腕力では敵わないと見て、オレの肩をガンガンと蹴り始めた。
同時に、「バカ」だとか「ヘンタイ」だとか罵詈雑言を浴びせかける。
「羽伊郎(仮)のバカ!絶対、ヤラねえ!!」
そう喚く、ヒカルタンの瞳は潤んでいて、おまけに息も荒い。
可愛いバナナからは相変わらず、シロップが溢れ出ている。

か・・・可愛い・・・
「ヒカルタン!」
オレは、自分の半分ほどしかない太腿を膝の上に抱え上げ、
ヒカルタンの秘密ゲートに自分をあてがった。
「ア!コラ!」
抗議の声は無視だ。
オレは、ヒカルタンの小さな身体を目一杯折り曲げると、ゆっくりと中へ押し入った。


(20)
「ア、アアアン・・・!」
ヒカルタンが細い悲鳴を上げた。
狭い部屋の中に、その声が響き渡る。
だが、声の中に嫌悪はない。
むしろ甘い歓喜の声。
「や、ダメ・・・イヤだって・・・あんっ・・・」
その声に煽られて、オレは腰の動きを早くしたり、まわしたり、
緩急付けてヒカルタンを責め上げた。
「ヤダァ・・・羽伊郎(仮)・・・やん・・・」
ハアハアハアハアハアハアハアハア・・・・・・
可愛い・・・可愛いよ・・・ヒカルタン・・・
上気した頬とそれと同じくらいピンク色に染まったヒカルタンの白い肌・・・
苦しげに寄せられた眉・・・赤い唇とそこから零れる白い歯・・・
「キレイだよ・・・ヒカルタン・・・」
最高だ!
「ん・・・はぁ・・・やぁ・・・ア、ア、ア、ア、やめて・・・やめてぇ・・・!」
オレが腰を深く抉ると、ヒカルタンが痙攣を起こした。
腹に温かいものが勢いよくぶち当たった。
ヒカルタンの身体はまだ、ビクビクと震えている。
「ヒカルタン・・・オレも・・・!」
オレもヒカルタンの中に思い切りぶちまけた。



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