平安幻想異聞録-異聞- 163


(163)
中で伊角が、恐る恐るといった感じに動き出す。
「……っ……伊角さん……」
「なんだ?」
「もう、…ちょっと上……っ…はんっっ!」
まさに一番の急所を突き上げられてヒカルが、大きく喘ぐ。
そろそろ勝手もわかってきたらしい伊角が、その場所を狙うようにして、
何度も自らの尖端を圧し当ててきた。
ヒカルは徐々に伊角から与えられる快さの波に身を任せてゆく。
「あっ…あっ…あっ……あっん……あ…」
伊角のものが良い所を突き上げるたび、ヒカルが細い喘ぎ声をあげながら、
秘門の入り口をキュッキュッと締めつけてくる。
いつのまにか、二人とも、快楽を追うことに夢中になっていた。
伊角の突き上げる動きが少し緩む。
不審に思ったヒカルが閉じていた目を開けて伊角を見ると、彼は困った
ような顔をして問い掛けてきた。
「その…中で、いいのか」
そのなんともいえない朴訥な問いに、ヒカルはふわりと胸のあたりが
暖かくなり、なんだか微笑ましいような気分にさせられる。
「うん、…いいよ」
ヒカルの応えを聞くと、伊角の動きが再び激しくなり、それに合わせて
ヒカルの声も自然高くなる。
やがて、自分の腸壁に、熱い脈動が打ち付けられ、濡らされるのを感じると、
自分の中に溜まっていた熱いものも同時に吐き出す。
上の伊角の体の力がぬけて、ヒカルの上に倒れ掛かってきた。
だが、ヒカルの中はまだ熱く火照って、伊角を締めつけている。
「まだ…?」
問う伊角にヒカルは小さく頷いた。「趣味の悪い薬」の効果は、思いのほか
強いものであるらしいと悟り、伊角があらためて、ヒカルの腰を抱きしめ直した。
「伊角さん…」



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