白と黒の宴2 17


(17)
「お、エエもんがある。」
途中社は洗面台にあった小さなローションの瓶を取り、アキラの体を部屋の中央のベッドに運んだ。
殆ど投げ出されるようにしてベッドの上にアキラは社の体全体で押さえ付けられ、
額から順にキスをされて行く。
唇を捕らえられ、貪られる。
もうこれで今日何度社と唇を重ねたかわからなかった。
今まで会えなかった時の分まで奪おうとするように、餓えに備えるように社はアキラの唇を吸い続ける。
そうしながらアキラの両足を抱え加減にして間に体を分け入れる。
「なるべく辛うないようにしたる…」
社はローションの瓶を取って中の液体を今から自分が征服する部分にたっぷり馴染ませた。ヒヤリとした
液体の感触にアキラが身を震わす。固く熱を持った先端部分を足の間の中心に押し当てられる。
アキラは覚悟したように目を閉じて身構えた。
何かぬるぬるとした中でしばらく軽い圧迫感があった後、アキラの腰を押さえる社の手に力が入った。
「うんっ…」
社の息を飲むような声と同時に、ズブズブと肉体を押し分けられる感覚がアキラを貫いた。
「は、うあっ…!!」
浴室で充分にほぐされ、ローションで摩擦を取り払われて互いに驚く程にあっというまに
社自身がアキラの中に飲み込まれた。
「あっ、ああ…っ!!」
体内を電流のように熱が駆け抜けて、思わずアキラが悲鳴をあげた。
ぎりぎりまで高められていたその部分に異物が通過する刺激にアキラの体は耐えられなかった。



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