守って!イゴレンジャー 17


(17)
「ぎゃああああああああああああ」
「ひゃああああああああああああ」
逃げ惑うイゴレンジャーの三人を、井上さんmeは執拗に追い回す。
『平八の孫はワシの孫も同然…孫を苛めた奴を生かしてはおけん…』
「だ、だから誤解なんですー!」
騒ぎの大本である伊角が狙われるのはしょうがないとして、
なんで自分たちまで巻き添えを食わなきゃいけないんだと
和谷と越智が逃げながらも伊角を詰った。
「元はと言えばブルーがレッドを怒らせたのが原因なんだぞ!」
「そうだそうだ!一体何やらかしたんだよ、ブルー!」
「恥ずかしくてこんなとこじゃ話せん!」
「じゃあ話せる場所へ移動だ!」
「どこだよそれ」
「わっかんねーよ!」
「それより、井上さんmeの環境破壊は凄まじいな…」
「ブルーを差し出せば大人しくなるんじゃない?」
「イエロー…オレの事そんなに嫌いなのか…」
「しゃあねーな、時間稼ぎにしかならねーけど。“公団ハリケーン!”」
ずどどどどどーん。
井上さんmeの前に公団住宅G〜M棟が現れた!
『むう……公団とは……』
「今のうちに隠れようぜ!」
「木の上に避難だ!」
「ボクたち熊に追われてるみたいだね…」
伊角はハガシ流星剣を出し、一番大きな杉の木に登り易いように切込みを入れた。
「オレの後をついて来い」
言われたとおり、二人は伊角の真似をして高さ10メートルの杉の木に登った。
てっぺん近くまで登りきると、三人は話を本題に戻すべく顔の見える位置にある
枝にそれぞれ腰掛けた。そして、伊角の告白を待つ。
「さぁ、何があったのか話してくれ、ブルー」
「実は…出来なかった」
顔を赤く、というかどす黒く染め、伊角が後悔のあまり肩を落とす。
「せっかくレッドが体を開いてくれたって言うのに、オレは…しかもちゃんと
 正常に勃起までしてたって言うのに…中で出せなかったんだ…」
「う…そー?」
和谷の声に伊角は項垂れたまま首を振る。
あの時、確かにあとわずかでフィニッシュだと感じたし、いつも通りの感覚で
このまま出来る、光栄な中出しだぜオイと期待に胸を膨らませていたのだが、
結局射精できずにヒカルの中から己を取り出し、ヒカルの目の前で手淫する
羽目になってしまった。
オナニーのし過ぎによる射精障害─正確には膣内射精障害─普段手でイク癖が
ついていると、挿入した時の締め付け感覚じゃぬるくてイケない輩がいるらしい!
伊角のヘタレっぷりは本物!?
エロとギャグの狭間を漂う好手戦隊・イゴレンジャー!!



TOPページ先頭 表示数を保持: ■

PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル