禁断の章 17
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開くと美しい蕾がたけしの眼面に現れた。
ゴクッと喉を鳴らし、たけしはヒカルの股下に顔を埋める。
「う・・ううう」ヒカルはきつく目を閉じ次にくる刺激に体中を強張らせた。
ふとたけしは蕾に舌を這わせようとして手を止める。
内股に散る赤い痣。
普通ならこんなとこに痣が出来るわけない。
赤い花びらに指を這わした。
ビクリ!
「あ」
痙攣しヒカルはかすかな声を上げた。
「く・・くくくく」
今の声で確信した。おそらくそこはこいつの性感帯・・・。
「おまえ・・もう経験済み?」
たけしはヒカルの赤い痣に手を這わしながら云った。
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