Shangri-La第2章 18


(18)
「ようし、いい子だ…」

アキラは緒方のバスローブの前をはだけさせると
その膝の間に滑り入り、その場にかがみ込んだ。
口いっぱいに頬張った緒方の肉棒は大きくて顎がきつかったが
それがこの後埋め込まれると思うだけで期待で胸が膨らむ。
しかも優しく褒めて貰えて、頭まで撫でてもらえるなんて
嬉しくてたまらなかった。もっと可愛がってもらいたくて、
アキラは菊門の疼きを堪えるように腰を振り
湿った淫らな音を立てて、懸命に緒方の肉棒にむしゃぶりついた。
緒方がぴくりと反応して、また少し大きくなった。
もう少し頑張れば、緒方の指が入口に伸びて、
もういいぞ、と言ってもらえるはずだ。
更に音を立て口で緒方を扱くアキラの頬が、
緒方に見えない場所で少し緩んだ。

緒方は目を細めてそんなアキラを見つめていた。
関係を持っていたころのアキラはどこか淡泊だったからか
今この目の前の必死さがなんとなく愛おしい。



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