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(18)
アキラの事を思うその切なげな表情に、背の低い男がいやらしく笑う。
「どうした?お前のもパンパンだぜ?直接欲しいってか?」
そう低い声で囁くと、ヒカルの下着を一気に剥ぎ取り、ヒカル自身にむしゃぶりつく。
「ひァッ!?やめろヨッ!あぁっ!あぁン!」
キュウッと締めつけるその感覚に頭が真っ白になる。体中の血がその一点に集まるような感覚に息が荒くなって…喘ぎ声がでてしまう。自分でしたことはあっても、こんな風に人にされるのは初めてだなのだ。
「あぁっ…あン!ハァッ!んっ…!」
自分からこんなに切ない声がでるなんて信じられない。いやだ!
「……進藤…いるの…か?」
その時、入り口から自分を呼ぶ声が聞こえた。今のヒカルが最も会いたくないであろう人物。
塔矢アキラの声だった。


(19)
「やめてよぉ・・アッ・・」
この声は・・まさか進藤の・・。アキラは信じられない、とゆう顔をしながら、一番奥の声が聞こえてくる個室へ早足で向う。ドアは意外にも簡単に開いたが、そこには目を疑うような光景があった。



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