ウィロー 19 - 20
(19)
ヒカルタンの顔を覗き込んでみた。
オレのニヤニヤ顔が癪に障ったのか
「何だよ!もう今日はしねえ!」
と、怒鳴った。
真っ赤な顔で、オレをどけようと肩をグイグイ押してくる。
本気じゃなくて、ただの照れ隠しだと言うことはバレバレである。
もう、ガマンできない。
オレは、おもむろにズボンを脱ぎ、自分のバナナを取り出した。
オレのは、ヒカルタンの可愛いピンクバナナと違って、
一房30円ぐらいでたたき売られている腐りかけといった感じだ。
あ、コレはあくまで例えだからな。
実際に腐っているわけではない。
ヒカルタンのバナナがいかに可愛いかを説明するために、比較しただけだ。
でも、硬さと大きさではズッキーニにも負けないよ。
自信があるんだ。
「げっ・・・!何ズボン脱いでんだよ!今日はやらないって言ってるだろ!!」
ヒカルタンは腕力では敵わないと見て、オレの肩をガンガンと蹴り始めた。
同時に、「バカ」だとか「ヘンタイ」だとか罵詈雑言を浴びせかける。
「羽伊郎(仮)のバカ!絶対、ヤラねえ!!」
そう喚く、ヒカルタンの瞳は潤んでいて、おまけに息も荒い。
可愛いバナナからは相変わらず、シロップが溢れ出ている。
か・・・可愛い・・・
「ヒカルタン!」
オレは、自分の半分ほどしかない太腿を膝の上に抱え上げ、
ヒカルタンの秘密ゲートに自分をあてがった。
「ア!コラ!」
抗議の声は無視だ。
オレは、ヒカルタンの小さな身体を目一杯折り曲げると、ゆっくりと中へ押し入った。
(20)
「ア、アアアン・・・!」
ヒカルタンが細い悲鳴を上げた。
狭い部屋の中に、その声が響き渡る。
だが、声の中に嫌悪はない。
むしろ甘い歓喜の声。
「や、ダメ・・・イヤだって・・・あんっ・・・」
その声に煽られて、オレは腰の動きを早くしたり、まわしたり、
緩急付けてヒカルタンを責め上げた。
「ヤダァ・・・羽伊郎(仮)・・・やん・・・」
ハアハアハアハアハアハアハアハア・・・・・・
可愛い・・・可愛いよ・・・ヒカルタン・・・
上気した頬とそれと同じくらいピンク色に染まったヒカルタンの白い肌・・・
苦しげに寄せられた眉・・・赤い唇とそこから零れる白い歯・・・
「キレイだよ・・・ヒカルタン・・・」
最高だ!
「ん・・・はぁ・・・やぁ・・・ア、ア、ア、ア、やめて・・・やめてぇ・・・!」
オレが腰を深く抉ると、ヒカルタンが痙攣を起こした。
腹に温かいものが勢いよくぶち当たった。
ヒカルタンの身体はまだ、ビクビクと震えている。
「ヒカルタン・・・オレも・・・!」
オレもヒカルタンの中に思い切りぶちまけた。
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