肉棒だらけの打ち上げ大会 2


(2)
それを目にした途端、アキラは目を丸くした。
「なっ、なんなんですかコレ!?」
「・・・塔矢、こっちを見ろ」
岸本は五円玉に糸を通した物を、アキラの目の前に吊るし、それを左右に
揺り動かした。
「お前は、だんだん眠くなーる」
一昔の古くさい仕掛けに、アキラは いとも簡単に催眠状態になった。
「お前は、だんだん服を脱ぎたくなーる」
目がトローンとしたアキラは素直に「ハイ」と頷くと、自ら浴衣の紐を
解きだした。こんな方法で暗示にかかるアキラが不憫で、岸本は涙ぐむ。
「下着も取れ」と岸本が命じると、アキラは白いブリーフを脱ぐ。
「すまない塔矢、お前が脱がないと代わりにオレが脱がなきゃ
ならないんだっ!」
裸のアキラは、肌の色は白く華奢で無駄な肉はなく、見事な肢体だった。
同性である岸本でもドキッとする。
「仕上げに・・・お前はピンクレディのUFOの歌・振り付けをしろ」
アキラにゴメンと両手を合わせて謝り、岸本はその場からスタコラサッサ
と逃げ出した。
「UFO!」
アキラは、ピンクレディの歌を歌いながら踊りだした。
その様子はオカシイやら、色っぽいやら、とにかく滅多にお目にかかれ
ない芸が繰りひろげられているので、アキラの周りに野次馬が群がり
始める。宴会の料理を頬張っていたヒカルも ようやく事態に気づき、
急いでアキラの元へ走り寄った。



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