禁断の章 2
(2) 始めは強姦、次はそのネタで脅迫。 進藤は、躊躇したが塔矢アキラにばれるのを恐れ 覚悟を決めてボクに身体を差し出した。 最初は苦痛で顔をゆがませていた進藤だが、今は快楽に身を ゆだね自ら腰を振るうようになった。 「進藤・・・スゴイよ。碁だけじゃなくこっちの才能もあったんだ」 「・・・・・・」 「塔矢もばかだな。碁打ちの進藤しか知らないなんて」 進藤は顔を上気させ瞳を潤ませながらボクの言葉を黙って聞いていた。