初めての体験 2
(2)
そんなヒカルの様子を見て、二人はおもしろそうに目配せした。
いきなり、伊角が後ろからヒカルを羽交い締めにした。
「わっ!何すんだよ。伊角さん離してよ。」
「いいから、いいから。」
と、和谷が、ヒカルのジーパンのベルトに手をかける。
「!!やだ!やめろよ!和谷!やめろってば!」
ばたばたと暴れるヒカルの膝に、馬乗りになって、和谷はファスナーを
おろし、ヒカル自身を取り出した。
「和谷・・・やめてよ・・・」
ヒカルが涙声で訴える。伊角がヒカルの耳元で
「すぐ、気持ちよくなるから。」
と、囁いた。
和谷が、ヒカルのそれを優しく掴むと、ヒカルの体がビクッとふるえた。
和谷はそんなヒカルを見ながら、そのまま上下にゆっくりと動かした。
「・・・ん・・んふぅ・・・」
ヒカルが、鼻から抜けるような声を上げ始めた。和谷は感じ始めたヒカルに
満足して、そのまま行為を続けた。
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