2 - 3
(2) 学生服の二人が入れるラブホテルはない。 とある公園の男子トイレの一室が、二人にとって重要な時間を過ごす場所であった・・。
(3) だがアキラがその場所に着いた時、ヒカルの姿はなかった。アキラが首を傾げていると、隣の個室から泣き声が聞こえて来た。 「お願いだよお・・、やめてよお・・」 それは確かにヒカルの声だった。