○○アタリ道場○○ 22


(22)
(3)
そこへ、お母さんは笑顔で「おかわりはいかが」と、お皿に餅をのっけて
来ました。犯人は、お母さんですか・・・・・。
お父さん、ちょっと何か一言お母さんに言ってください。
今日はあくまでも研究会の日なので、ハメを外しすぎるのはよくないと。

はううっ・・・・・・・・お父さん、一緒になってスルメイカを焚火であぶってるぅ。
ああああああ。(←涙がキラリ)

しかもその横で緒方さんが、お隣の佐藤さん家の猫のタマにシシャモを
奪われて、必死になってタマの後を追っかけています。
緒方さん・・・・・・・・。(←またまた涙がキラキラリ)
あっ、お母さん! サンマまで焼いちゃマズイでしょ!
うわあ、黒々とした煙がもくもくと沢山出てきました。
近所迷惑ですよぉ、やめてくださああ──いっ!!
―――!?
なにか家の外が賑やかです、どうしたのでしょうか?
あれれ、ボクの家のほうへ消防車が猛スピードで止まりました。
まっ、まさかね・・・と思った瞬間、勢いよく水がボク達めがけて
ぶちかまけられました!!!

近所の人が火事だと勘違いして、消防署に通報したもようです。
お父さんやお母さん。そして他の人達は地面に突っ伏して倒れています。
無論、ボクも頭から足先までずぶ濡れです。
ぶっ、ぶっ、ぶえっつくしょん!!
うう〜寒い・・・・・・・・・冬は・・・もうすぐですね・・・・。(←涙と一緒に鼻水もキラリ)


(おかっぱの国から2003・秋ノ巻   完)



TOPページ先頭 表示数を保持: ■

テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル