sai包囲網・中一の夏編 23


(23)
 どうしてもキミが感じていることを認めないから、認めたくなるよう
にするだけだよ。この時間が長引けば長引くほど、ボクにとっては都合
がいいのだから。
 トロトロと淫靡な涙を零す進藤の陰茎を戒めたまま、根元から竿の先
までをゆっくりと擦り上げる。嬌声としか表せないものを零れ、無意識
に進藤の腰が揺れる。だけど、それも長くは続かなかった。
「とぅや、手ぇ、離して・・・」
 潤んだ目が懇願して来る。少し身体を傾けて顔を覗き込む。貫く角度
が変わって、新しい快感に進藤の唇を振るわせた。
「はぁ、あぁん」
「イキそうなんだ?」
「ん、塔矢、お願い・・・」
「そう。でも、ダメだよ」
「どうして?だって、もう、オレ・・・」
「ボクはまだだもの。自分だけイクなんて、ずるいだろ?」
 くすくすと笑いながら、更に進藤を追いつめる。揺れる身体を起こし
て必死にボクの手首を掴もうとするのが滑稽に見えた。
「やだぁ・・・!お願い許して・・・」
 ひっくひっくと横隔膜が痙攣を起こしたように動いた。それに連れて
進藤の内部が細かく震えるのが気持ちがいい。
「許して欲しいの?」
 奥歯を噛み締め、襲って来る絶頂に耐えながら、殊更何でもないかの
ように訊ねた。
「何でも・・・何でも言う通りに、する、からぁ・・・」
「嘘じゃないね?」



TOPページ先頭 表示数を保持: ■

楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] ECナビでポインと Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!


無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 解約手数料0円【あしたでんき】 海外旅行保険が無料! 海外ホテル