昼下がりの遊戯 23 - 24
(23)
「進藤の声…もっと聞きたいな…」
アキラは前に回した手でヒカルの雫にまみれた先端を指先でこねまわす。
「あっ…やあっ…!」
言葉では拒絶しても体はその位置から逃げようとはしなかった。
もっと刺激が欲しい。行き着く所まで早くイカせて欲しい。
ヒカルの肉体はその欲求のみに支配されビクビクトと震わせ続ける。
最初は痛みしか与えなかった野菜の固い突起も、今ではすっかりとろけきった
ヒカルの内部の肉の壁が押し包んで今まで味わった事のない感触を味わおうと蠢く。
その感触がアキラに弄られている先端の刺激と絡み合ってヒカルを翻弄する。
「ひっ…はあっ、…あっ…んんー…」
それをじらすようにアキラははっきりしない指の動きだけでヒカルの反応を楽しんでいる。
それでも体の奥から高まったものが少しづつ駆け上がって来ていた。
「あ…も、…もう…あっ…い…イク…」
ヒカルがひときわ熱い呼吸をした時、アキラが挿入したものをグイッとひねった。
「ひああっ!」
そこまで出かかったものが踏み止まってしまった。
「と…とお…やあっ…」
ヒカルが涙混じりの目でアキラに哀願するように見つめる。
「…そんなにイキたい?」
再びヒカルのペニスの先端をいじりながらアキラは意地悪く問いかけて来た。
(24)
ヒカルはそんなアキラを睨んだ。睨みながら涙で頬を濡らした。
さすがにアキラも少し怯んだ。
「ごめん・・少し、ひどかったね」
そう言ってアキラは手にした異物を少しづつヒカルの体から引き抜いた。
「あ・・ん・、あっ・・・」
体の中を掻かれる感触にたまらず声が漏れる。それだけで限界に辿り着きそうになる。
アキラがまた手を止めた。ヒカルが抗議の視線を向けた。
「違うよ、進藤、ちょっと待って・・」
アキラはそう言ってベッドの上で四つん這いになっているヒカルの体を少し前の方に移動させた。
挿入したまま動くのはそれだけでもイキそうになったのだが、アキラに根元を押さえられていた。
アキラはヒカルの足の間に頭を入れて仰向けになり、ヒカルのモノをそっと口に銜えた。
「はあっ・・ああ・・ん・・!」
敏感に高まったヒカルのモノがアキラの柔らかい唇に包まれてさらに固くなる。
その状態でアキラは異物を再び奥に進めた。
「やっ・・あっ・・・はあっ・・」
アキラの顔の上でまたがった状態でヒカルは体を仰け反らせる。アキラは一度奥まで入れた異物を
引き出しながらヒカルのペニスを口の中全体でマッサージするように吸った。
「ああっ・・ああっ・・あっ・うっうーん!!」
異物が後門から抜け出ると同時に、ヒカルの背骨に電気が走るように打ち震えた。
「はあっあ!・・あー!!」
一気にアキラの口の中に溜まりに溜まった熱い体液を吐き出した。
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