Trick or Treat! 27 - 28


(27)
口内に流れ込んできた青臭い迸りと共に、
手に掴んだ尻肉と、顔の間近にある太腿とが一気に弛緩する。
じわっと汗ばんだ小ぶりな尻肉をやわやわと揉みながら、
最後の一滴まで搾り取るように丁寧に吸い上げてやると左右の太腿がぴくんと動いた。
エプロンに包まれた薄暗い空間は、濡れたアキラの膚が発する熱の籠もった匂いで
濃密に満たされている。
アキラの出したものを含んだままの自分の口にも、アキラの香りが充満している。
目を閉じてそれらを堪能しながら、
緒方はゴクリ、ゴクリと幾度かに分けてアキラの出したものを飲み下した。

名残り惜しい思いでエプロンから頭を抜いて見ると、
アキラは薄目を開いた瞼の縁を濡らしてハァハァと荒い息をついている。
「はぁ・・・ぅ・・・」
「いいのが出たじゃないか」
痺れたように力が抜けてしまったアキラにしれっと労いの言葉をかけながら
再びエプロンの下に手を差し入れ、太腿に引っ掛かったままの衣服と下着を
まとめて脱がせた。
太腿から引き下ろす拍子に手に触れた下着の股当ての部分が、
先にアキラが一人で滲ませたものによって冷たく濡れていた。


(28)
「まっ・・・て、緒方さん・・・エプロンだけ、外させてください・・・」
身体の下に手を差し入れられ、ころんと引っ繰り返されながらアキラが訴えた。
その腰を上に引っ張り、尻だけを高く上げさせながら緒方が惚けて聞いた。
「どうしてだ?」
「どうしてって、ご飯を作る時に使うものなのに・・・不衛生です」
胸から膝上あたりまで覆うタイプの薄い小花模様のエプロンの他に、
上半身にはシャツと薄手のカーディガン、足には白い靴下を着けたままで
尻から足首までの部分のみを剥き出しにしたアキラが戸惑った声で言う。
「どうせさっき汚したから、後で洗うんだろ?だったら、着けたままでも同じことだ」
一旦ベッドを離れて引き出しから潤滑剤を取り出し、片手でキャップを開けながら
アキラの脇に立つ。
「で、でも・・・何だか」
「何だか?」
高々と突き出された白い尻の尾?骨の部分に容器の丸い口を当てゆっくり傾けると、
小ぶりな双丘の間の細い小道を薄い色のついた液体がつうっと足早に伝い落ちていく。
「あッ・・・!」
咄嗟にアキラが左右から尻肉を緊張させ小道の途中で液体を堰き止めようとした。
が、努力空しくそれらは小道の終着点まで達すると、ポタリポタリとアキラの下の
エプロンに落下して幾つもの染みを作った。
「・・・・・・」
声を詰まらせて、アキラが悔しそうに顔をしかめる。
「なかなかいい締めつけ具合だったぜ」
緒方はニヤニヤと笑いながら自分の指にもたっぷりと潤滑剤を取り、
アキラの後ろに押し当てた。



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