Eternal Promise 3
(3)
『塔矢、もっと肉たくさん食べろよ』
先日、二人で焼肉屋に行って、野菜ばかり焼いて食べるボクに、進藤が注意した。
『…ボクはあまり肉は好きじゃないんだ。キミこそ、肉ばかり食べすぎだ。ちゃんと野菜も取らないと』
『いーの。だって、ここ焼肉屋だもん』
――どういう理屈だ。
眉をひそめるボクの向かいの席で、進藤は肉を食べ続けた。
いくら若いからとはいえ、2.5人前くらいは食べていた。
普段だって、そうだ。彼はボクの倍の量は食べる。今日だって。
『オマエが小食すぎんの。ほら、こんなに腕だって細いし……』
そう言って、ボクの腕を掴んだ進藤は、そのままボクをベッドに押し倒した。
『…進藤!』
『こんなに細い身体じゃ、オレ以外にも簡単に押し倒されちまうぞ? 気をつけないとな』
笑いながら、キスをしてきて。
その後は進藤のいいようにされて……まぁ、ボクも気持ちよくしてもらったから文句は言わないけど。
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