やりすぎ☆若゙キンマン〜ヒカルたん小悪魔系〜 3
(3)
「なぁ、こんなとこで使うものなのか」
森にある湖のほとりに連れてこられたヒカルたんは、訝しげに辺りを見回した。
「で、どうやって使うんだ?」
ヒカルたんは何度も話しかけた。が、トーマスは無言だった。
何だトーマスも知らないのか、と思ったヒカルたんは湖で水遊びを始めた。
ブーツを脱いでズボンをひざ上までまくると、湖の中に入って一人で遊び始めた。湖には
日の光にあたると七色に光る魚がいる。ヒカルたんはその魚と追いかけっこをした。
それをじっとトーマスは見つめた。ヒカルたんはこの状況を理解していない。それを悟っ
たトーマスは湖で遊ぶヒカルたんに近づくと思い切り背中を押した。
ヒカルたんは悲鳴をあげて倒れた。
「やったなー、トーマスのバカ!」
頭までずぶ濡れになったヒカルたんは負けじとトーマスに飛びついて湖へ飛び込んだ。
「やめろよ、おまえいくつだと思ってんだよ」
ヒカルたんは水をかけあったりして無邪気に戯れた。トーマスもそれに付き合う。けれど
自分の思惑通りにことを進めることを忘れない。
トーマスはヒカルたんの腰に後ろから抱きつくと、下着がびしょびしょに濡れるまで浸か
らせた。ヒカルたんやトーマスが着用している服は、動きやすいよう体にフィットしたも
のなので、濡れれば体形がはっきりとわかるものだった。
「ヤッ、冷たい。はなせよトーマス」
じたばたと暴れるヒカルたんを押さえつける。トーマスが手を離した頃には、ヒカルたん
のそれが服の上からでもはっきりと分かるくらいにずぶ濡れになっていた。暴れたせいか、
イチゴの姿もくっきりと見える。
「うぇ〜、気持ち悪い。服が体にはりついちゃったじゃねェか」
ヒカルたんは岸へ上がると、濡れた服や下着を脱いで絞った。
けれどそれをこのまま着る気にはなれず、枝に干し始めた。
その様子にトーマスは釘付けとなった。そしてあらわになったヒカルたんの白い尻を見て、
これから行うことを想像した。
トーマスは岸へ上がると、舌で唇を舐め回しながらそっと近づいた。
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