ちっちゃいアキラにっき 3 - 4
(3)
くるまにのって、こんどはとうきょうけいばじょうにいきました。
おがたくんは、またいっぱいうんてんしました。
とちゅうで、こんびにによって、おがたくんにけいばしんぶんをかってもらいました。
ボクは、くるまのなかで、おうちからもってきたあかえんぴつで、けいばしんぶんに
いろんなしるしをかきました。
ボクは、またちょっとだけはぁはぁしました。
とうきょうけいばじょうは、じいわんのおおくすがあるので、とってもこんでいました。
おがたくんはばけんをかってくれないので、ボクは、おがたくんのみていないところで
ばけんをかうことにしました。
おがたくんがおといれにいったので、ボクは、まあくしいとのおいてあるつくえのところに
いきました。
つくえのところには、けいばしんぶんをみているおじさんがいっぱいいました。
ボクは、つくえにてがとどかないから、おぼうしをかぶったおじさんに「まあくしいとを
とってくださいっ!」とたのみました。
おじさんは、「ぼうやもけいばをするのかい?」といったので、ボクは「はいっ!」と
いいました。
そうしたら、おじさんはわらいながらまあくしいとをとってくれました。
(4)
ボクは、けいばしんぶんにかいたいろんなしるしをみながら、あかえんぴつでまあくしいとに
よそうをかきました。
それから、ボクは、おじさんに「ボクのばけんをかってくださいっ!」といいました。
おじさんは、「ぼうやはばけんをかっちゃいけないんだぞ」といったので、ボクはちょっと
なきそうになりました。
でも、「おじさん、かってよぉっ!」といって、おじさんのかおをじいっとみたら、
おじさんは「かってくるからまっておいで」といってくれました。
おじさんは、はぁはぁしていました。
ボクは、おうちからもってきた600えんをおじさんにわたしました。
おじさんはすぐにばけんをかってもどってきてくれました。
おじさんにばけんをもらって、おれいをいったら、おじさんは、「ぼうや、あなねらいか。
しょうぶしだな、ははは!」といって、ボクのよそうをほめてくれました。
ボクは、とってもうれしかったです。
そうしたら、おがたくんがといれからもどってきたので、ボクはいそいでばけんを
ぽけっとにかくしました。
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