○○アタリ道場○○ 3 - 4
(3)
しげ子「和谷クン、もっと食べていい?」
和谷「しげ子ちゃん、もうカンベンしてよおぉ!
オレ、今は1人暮らしで あんまり金ねーんだからぁあ」
しげ子「だって、今日は和谷クンの4段昇段合格のお祝いでしょ。
ケチケチしないで♪」
和谷「(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル NO―――!!!!!!!!」
ヒカル「ヤバイ、和谷達が来てたのか! オイ塔矢、帰るぞっ!!」
アキラ「えっ、ボクまだ何も食べてないよ」
ヒカル「今 店にオレの知り合いの棋士がいるんだよ。
そいつにオレがオマエと碁を打っていることが
バレたらマズイんだよっ!!」
アキラ「よく分からないけど、退散したほうがいいってことだね」
ヒカル「ホラ、早くズラかるぞっ!」
床を這いながら何とか回転寿司店脱出しる←ヒカル・アキラ
ヒカル「あ〜あ、まいったなあ もう」
アキラ「進藤、ボク初めて回転寿司に入ったけど、
なんか面白かったよ。また行ってみたいなあ」
ヒカル「そうか、楽しんでくれてオレ良かったよ──と、いくかよおぉおっ!
アホかオマエは(゚Д゚)ゴルァ―――!!!!!!!!」
(4)
<おかっぱの国から2003・春ノ巻>
お父さん、だんだん日差しが暖かくなってきました。
ボクは今、日中韓ジュニア北斗杯真最中です。
北斗杯は5月に行われるのに、なんで春なんだというツッコミは
さておき・・・。ボクは毎日、進藤と社のお守りで大変です。
進藤は韓国戦の大将をやりたいと駄々をこね地団駄して、倉田さんに
ラリアートを一発喰らわしました。
そして、挙句の果て何故かホテルロビーでパラパラを踊りだしました。
まったく、彼の行動は いつも意味不明で不可思議な人物です。
社は社で、よく壁に向かってブツブツと1人ボケ突っ込みをかまして、
自分のネタに自分で大うけしています。
・・・・・・疲れます。
あと お父さん、緒方さんの行方は分かったのでしょうか?
緒方さんが行方不明になる前に最後に会った時、
「アキラくん、男は夜の生活に いつも勝利するためは、ひたすら日々
修行僧のように励まなければならない。
そして、腰は男の命だから大事にしろっ!!!」
と、言っていました。
何故か そのセリフを言った緒方さんの背中は、どことなく哀愁が漂って
いました。
ボクは緒方さんのセリフがイマイチよく分かりません。でも、ボクなりに
考えてみました。
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