やりすぎ☆若゙キンマン〜ヒカルたん純情系〜 3 - 4
(3)
ヒカルたんはもじもじしながら若゙キンマンの上に跨った。そしてそれを掴んでそこにあて
がうと、うめき声をあげながらゆっくりと腰を落としていった。さっきよりも深いところ
に若゙キンマンのものを感じる。
若゙キンマンは両手でその腰を固定すると、激しく突き上げ始めた。
「ヒカルたん、どうだい? 満足した? それとももっとすごいのが欲しい?」
あまりの激しさに、ヒカルたんは息をするのも辛そうだったが、口はもっともっととパク
パクさせている。
それを見た若゙キンマンは一旦動くのをやめると、呪文のようなものを唱え始めた。
苦しさのあまり、ヒカルたんは若゙キンマンの胸に崩れ落ちた。
だが、つかの間の休息を誰かの手によって阻まれる。
ヒカルたんの中には若゙キンマンが入っているというのに、後ろから誰かが無理やりそこへ
侵入しようとしていた。
ヒカルたんは痛みのあまり叫んだ。
「若゙キンマン! …助けて。…誰かが…アッ、ン、痛い…よぅ」
苦しそうにヒカルたんは助けを求めて若゙キンマンに手を伸ばした。
だが背後から伸びてきた手によって、ヒカルたんの手は若゙キンマンに届くことはなかった。
その手は抱きとめるようにしてヒカルたんの動きを封じると、もう片方の手でヒカルたん
の菊門を更に拡げようとうごめいた。
あまりの痛みと恐怖で、ヒカルたんは背後の人物から逃れようと若゙キンマンの名前を呼ん
で助けを求めた。しかし若゙キンマンはそれを見て笑うだけだった。
ヒカルたんは何とか逃れようと暴れた。
「おとなしくして、ヒカルたん」
背後から聞き覚えのある愛しい声がした。抵抗をやめて恐る恐る振り返ると、そこにはき
れいな黒髪がサラリと揺れるのが見えた。
(4)
「大丈夫。怖くないから」
ヒカルたんは目を見開いて若゙キンマンを見た。確かに自分の目の前にいるのに、どうして
背後にも若゙キンマンがいるのかわからなかった。
「分身の術だよ」
目の前にいる若゙キンマンが起き上がり、ヒカルたんを抱きしめた。
「分身?」
ヒカルたんはまだ状況を理解できない。
「簡単に言えば、ボクが二人いるってことさ」
若゙キンマンはそう言うと、結合部分を分身であるもう一人の若゙キンマンに見せるため、ヒカルたんの尻を持ち上げた。
「キミが満足いくまで、ここをボクらのもので埋め尽くしてあげるから」
そう言って若゙キンマンは微笑んだ。それにつられてヒカルたんも笑う。
その言葉の意味を理解していれば、ヒカルたんは拒絶したかもしれない。
けれども残酷な笑みを湛えた若゙キンマンは、何も知らないヒカルたんの尻の穴へ指を入れ
て拡げると、できる限りの隙間をつくった。
「かわいいかわいいヒカルたん。ボクらの愛を受け取って」
分身はそう言うと、ヒカルたんのそこに強引にあてがった。
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