昼下がりの遊戯 30
(30)
「ば…!それとこれとは話がちがうだろ!」
ヒカルは、ぷいっとそっぽを向いた。顔を赤くして、むくれている。
『かわいいな…進藤』アキラが悪戯っぽく笑った。
アキラの手が、いきなりヒカルの腰をぐいっと自分の方に引き寄せた。
ヒカルは、アキラの上に倒れ込んだ。
「もう…!離せよ!おこってんだぞ、オレ!」
ヒカルはアキラの腕の中で、ジタバタと暴れたが、アキラは涼しい顔でますます腕に力を
込めてくる。
「うわっ」
突然、ヒカルは素っ頓狂な声を上げた。
アキラがヒカルの胸の突起をペロっと舐めたのだ。そのまま甘噛みをして、刺激を与える。
「あ…あぁん…はぁ……」
アキラはヒカルの乳首を吸いながら、右手でヒカルの腰から尻臀を撫でさすった。
ヒカルはアキラから逃れようとしたが、アキラの左手がそれを許してはくれなかった。
右手は尻の奥へと這っていき、遂に、後ろの入り口へと辿り着いた。
「あ…」
ヒカルの体が微かに震えた。アキラの指がヒカルの中へ侵入したのだ。先ほど迄、
他の物で快感を紡いでいた場所は、簡単に指を招き入れた。
「あ…はぁん…と…おやぁ…やだ…」
「ねえ…進藤…気持ちいい?でも、指じゃ物足りないよね?」
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