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ヒカルは肩を震わせ、大きな瞳をめいいっぱい見開いて、こちらを見ている。助けようか、それとも逃げるべきなのか、決め兼ねて混乱しているような表情をしている。そんなヒカルを見るのが辛くて、アキラは、どうしてこうする以外に彼を助けることができなかったのかと男達から陵辱を受けながらも自分を責めていた。
「おいおい。楽しませてくれるんじゃなかったのかぁ!?」
アキラの生白い上半身を、血が滲むほどに噛み痕をつけていた男が、荒い息と共に吼える。
「ハハ。そう焦らないでくださいよ」
男に馬乗りになられ、華奢な体を強張らせつつも、猶も煽るようにそう言い放つアキラ。
いまや、汗で額や頬、細い首筋に髪の毛が貼りついている。細い肩も切れて血が出ている薄い唇も、漆黒の睫毛が縁取るその切れ長の目も、妖しく笑うその口許も、その総てが男の怒張したモノの硬度を上げさせていた。
男はすでに自分が組み敷いているのが少年だという事など頭から消え去っていた。



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