ルームサービス 32
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吐き出すようにアキラは言った。
「犬!進藤の体をおさえろ」
「塔矢!」
ヒカルは暴れたが、二人がかりで浴室の床に押さえつけらるまでさほどの
時間はかからなかった。
両手を肩の上で犬に抑えられ、大きく胸をあえがせる。
それでも、逃れようともがくヒカルに向かってアキラは言った。
「犬に入れられるのはいやか?だったらおねだりするんだな」
ヒカルの動きが止まった。
「ボクの手を入れて欲しいって」
涙のたまった大きな瞳が、アキラを見つめる。
沈黙のあと、ヒカルは静かに言った。
「手を離して」
犬が抑えていたヒカルの手を離した。
ヒカルは、アキラを見つめたまま、拘束具の線のついた手を、震えながら
下半身にのばす。
自分で足を開き、その中心に2本の指を指し込み、真っ赤な粘膜を露出させた。
そうして一度目を閉じ、決心するように唇をかみしめあと。
言葉が紡がれた。
「ここに・・・・とうや・・・の・・・てを・・・いれて・
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