初めての体験+Aside 33
(33)
「や…だ…アァ、ア…いやだぁ…!」
ヒカルが高い悲鳴を上げた。その声に自分で驚いて「あっ」と、口を押さえる。
闇になれた社の瞳に、アキラがヒカルの下肢を弄んでいる姿が映った。
「お願いだよぉ…もう…やぁ…」
どんなに頼んでも止めてくれない。ヒカルは諦めたのか、首の所まで捲り上げられた
パーカーの裾を口に銜えた。
「そうだね。それなら、きっと聞こえないよ。」
アキラがヒカルの頬を撫でた。
社は、叫びたかった。自分が起きていることを知らせたかった。止めて欲しい。自分に
そんなヒカルの姿を見せつけないで欲しかった。だが、自分に聞こえないようにと必死で
堪えているヒカルのことを考えると、それをすることは出来なかった。
「う…うぅ…く…」
繋がれた手を伝わって、ヒカルが今何をされているのかが伝わってくる。
「んん―――――――――!」
ヒカルが社の手を強く握りしめた。そして、ブリッジをするように身体を仰け反らせる。
アキラが身体を揺らすと、ヒカルの身体も同じように揺れた。そして、社の腕も同じように
揺らされた。
「ん、ん、ううん……ん!」
強く握られたヒカルの指先から力が抜けた。
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