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男の怒張した陰茎が、憔悴し、虚ろな目をしたアキラの秘所にあてがわれた。敏感になっていたそこに固いものを感じ、アキラがヒッと小さく喉を引き攣らせる。長くは無いが普通よりも太目のソレの先端が、割れ目を割ってゆっくりと押し入ってきた。
「ッ…」
歯を食いしばり、全身から汗を流してその行為から逃れようとするアキラ。だが武骨でがっしりとした手で、細い腰を引き寄せて、男はさらに腰を押し進めようとした。男の顔が恍惚の表情へと変化していく
「っあぁ…キツイくてッ最高だ…アキラ…」
慎ましい秘花は男の欲望を深々と受け入れ、男を喜ばせた。本能のままに腰を揺らし、壊れたかのようにアキラの名を呼んでいる。
「と…うや…」
茫然自失のヒカルが言葉を発した刹那、男の動きが止まった。アキラの両足を後ろから抱きかかえるようにして軽々と持ち上げ、そそり立つアキラ自身をもう一人の男とヒカルにしっかりと見えるような体位にしたのだ。
「ッア…いやァッ」
貫かれ揺さぶられる快感に甘い喜悦の声を漏らし、その先端からはとろとろと蜜が零れ落ち、喘ぐ樣を他人に、しかも同時に二人から真正面から見られるなんていうのは、ヒカルが知り得る普段のプライドの高いアキラにとってはこれ以上の屈辱はなかっただろう。
しかし、久方のこの行為によって、アキラの小さい頃から体に教え込まれた快楽が、ムクムクと頭をもたげ、すでにソレに支配されていた今となっては、その恥ずかしい姿もただただアキラの性器を濡らすだけだった。
アキラの、止まることの無い喘ぎ声がそれを証明している。
男はアキラを壊してしまいそうな激しさでアキラを揺さぶっていた



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