ルームサービス 37 - 38
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「あぁあっ・・」
手足をつっぱらせて快感に耐えるヒカルの粘膜をさらに指は責めさいなむ。
「あーっっ、、あーっあっひっあ」
たまらない、広げた足のじゅくじゅくとして敏感な中心をおしひろげられ、
かき乱される。指をすりつけられるたびにからだじゅうが感電したように
わななく。
「とう・・や・・あ、とう・・やあ、ああ」
涙をあふれさせながら自分を犯す男の名を呼ぶ。
返事をするように唇をふさがれ、少しひいた指をまた思いきりつきいれら
れる。
「んーーーーーっ」
体を痙攣させて耐えるヒカルの快感を思う存分唇からうばいとって塔矢は
微笑む。
「さっきはいやだっていったけど、今はいいだろ、進藤のここ、舐めるよ」
言うが早いが、塔矢のかみの毛が胸からへそをなで、足の中心に熱く柔ら
かい感触をヒカルは感じる。
オカッパが頭を下腹部にうつしたので、、犬の目には生き物の体を見るこ
とができた。下半身に顔をうずめようとするオカッパを自ら誘導するよう
に足をかかげて曲げる。涙のからまった睫を伏せ、唇をうすくひらかせて
震え、もはや、犬の存在など、完全に目に入っていないようだった。オカ
ッパの頭の動きにあわせて、眉間に皺がより、とろけそうな吐息が生き物
の唇から漏れる。犬は自分の前がガチガチになっていることに気が付いて
いたが、生き物から目を離せず。抜くことができないままであった。
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一日中道具やら、何やらで焦らされ続けた後、熱く柔らかい舌でそこを舐め
られるのはとてつもなく気持ちがよかった。
ヒカルは、甘い声をあげながらただアキラの舌の与える快楽に集中していた。
広げられたせいで、舌がいつもはとどかない所まで届く。
ふいに舌を引かれ、ふっと息をふきかけられる。
「あぅんっ」
冷たい空気を感じて震えたそこを指ですくいあげられるように刺激され、さ
らに声が出る。
「あ、あん」
「進藤の中、見えるよ、真っ赤だ」
ふいにアキラが言う。ちらりと見たアキラの顔が上気して、すごく興奮して
いるのに、突然恥ずかしくなる。
「バカっ!塔矢、オヤジ、変態!!」
「いまさら、変態だなんていわれてもどうも思わないよ、それより、キミは
どうなの?」
指が一本、増やされて、ヒカルはうめいた。
「ここを、いじられてこんなに感じて」
さらに一本、抵抗もなく入った。そのままぐっと入れられて広げられる。
「ふあっぁっああ!!」
「ここをひろげられるのも、大好きなくせに」
さらに一本、鳥肌が立った。
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