昼下がりの遊戯 38
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ブン…
と小さな音がして、ヒカルの中のそれが震え始めた。
「ぁふんっ」
小さな嬌声がヒカルの鼻から抜けた。
「これ、何段階か動きにも種類があるんだね、とりあえず、1番弱いのこれだけど、どう?」
アキラがボタンの部分を手にして微笑む。
ヒカルは黙って小さく首を振った。
短いスカートの裾が、ゆらゆらゆれた。
その薄い影が、ほとんど尻に近い太もものあたりに落ちてこれまた揺れる様がなんとも
アキラの心を揺さぶる。
スカートの裾が揺れているのは、ヒカルが腰をモジモジと動かしているからだった。
まるで、太ももを擦りあわせるように、もどかしげに。
「あぁ、なるほどね」
アキラが嬉しそうにつぶやく。
「こんな緩い刺激じゃ足りないんだ?」
図星を指されて、ヒカルが、あらわになっている太ももの色をピンク色にそめた。
「そうだよね。僕の夢の中の君の乱れ方はこんなんじゃなかったし、これでどうかな?」
アキラの手がバイブレーターのスイッチを、もう一つ押し上げた。
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