失着点・龍界編 39
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「ごちゃごちゃ言ってないでとっとと済ませようぜ。そうすれば、塔矢の
ところにおまえを連れてくってさ。」
「…本当か?」
それには答えず三谷はヒカルと自分のズボンのベルトを外す。
「オレ達、友達だろ。もっと仲良くやろうよ、進藤…。」
三谷は直にヒカル自身を手の中に包み、刺激を与え出した。同時に乳首に
吸い付き舌で強く愛撫する。
まるで自分の居る場所にヒカルを引きずり下ろそうとするかのように。
ヒカルには、三谷がそうすることで何かを必死に自分に訴えようとしている
ように思えた。だがそれが何なのかは分からなかった。
三谷の刺激にヒカル自身はある程度質量を増したもののさほどには
反応する事は出来なかった。ただ黙って逆らう事無くされるままにしていた。
三谷は暫く何とかヒカル自身を勃たせようとしていたが、やがて諦めた。
「…そっちは、無理みたいだな。」
三谷はヒカルのズボンを取り払い、自分も脱いだ。そしてヒカルの両足の間に
体を入れ、自分の指を舐めて濡らすとヒカルの奥の方を弄り始めた。
「やっ…」
思わず三谷の手を掴もうとしたが、踏み止まりヒカルは自分の手を下ろす。
「…もう少し足を開けよ、進藤…。」
三谷に指示され、クッと歯を食いしばりながらヒカルは三谷の腕を挟むように
閉じていた両膝を開く。
その中心部分で三谷の指が少しずつヒカルの体内に押し込まれて行った。
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