平安幻想異聞録-異聞- 番外 4


(4)
ヒカルの明るい色のさらさらとした前髪は、今や、土にまみれ、見る影もない。
二人目の男は腰を激しくゆすりながら、
まだ大人になりきっていない少年検非違使の体を攻め上げた。。
快楽を拾うことに慣れてしまった内壁は、痛みに悲鳴を上げながらも、
すでにそれを止められず、ヒカルはただ全身をさいなむ苦痛に似た快楽と、
快楽に似た苦痛とに声を上げた。
「なるほど、……く…きつい、きつい。わしも男とまぐわうのは初めてだが、
 これほど美味いものとはな」
「んぁ、…はっ、や…ん……ンッ…」
すでに呼吸さえも辛い。
何人もに立て続けに犯された体は、限界をうったえていた。
解放されることも、許されることもかなわないなら
少しでいい……休みたい。
「はっ…休…ませ……て…ぁんっっ……おね…が…いっ…んっ……んっ……ぁ…」
「聞こえねぇなぁ、なんだって?」
息をあらげながらも、男が可笑しそうにヒカルに問い返したのに、
ヒカルはもう一度訴えを試みる。
「…休ま……あ、あ、ああ!」



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