ルームサービス 40


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吐息は、返事になっただろうか。
ヒカルは思った。
腕を入れると言われてめちゃくちゃに感じている。自分の変態ぶりに、ヒカル
はあきれつつも、さらに、興奮が加速していくのを感じていた。
涙にくもった視界にアキラの真剣な顔がある。鋭い瞳が自分をまっすぐにみつ
めている。
それだけで感じた。ものほしげに自分がアキラの指をしめつけたのがわかった。
「ふぁっ」
「いっ・・・」
さらに進入しようとくの字型に揃えられているらしい指がゆっくりとねじこま
れてくる、沈められてくる指に広げられる感覚が確かにある。ごつごつとした
骨の感触。スープはなまあたたく。プラグは冷たくてすべすべしていて熱がな
かった。
しかし、容赦なく入ってくる指にはアキラの熱が確かにある。
入り込んでくる指の太さはこれまでにうけ入れた限界に近づいている。
しかし、入ってきた質量にやはり敏感に立ち上がったものの根元と裏を両側
から刺激され、力が抜ける。指が進んで受け入れてしまうのがわかる。また
広げられる。
熱く敏感な粘膜の中心を弾けるほどに押し開かれて、今までに達したことも
ないほど深くアキラを受け入れようとしている。
「はぁっあっ」
突然声をあげ、足をもがくように動かしたヒカルにアキラは侵入を一旦とめる。
少し、動いた指に、あああ、と声が出る。走った快楽のおとしどころをもと
めてヒカルは足をばたつかせた。
アキラは気が付いたらしく、ヒカルの足を高く抱えなおした。



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