昼下がりの遊戯 46 - 50


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そうだ、アキラは、朝起きたとき、あまりに淫猥なその夢と
そんな夢を見せる自分の底なしの欲望の深さに恥ずかしくさえなったのだ。
だが、処理しなければならないものはある。
朝から元気いっぱいの自分のそれを、しごいて、膿のようにたまった
白泥液を吐きだす。
その余韻にぼんやりとしながら、無意識に、そのショッキングな
夢の内容を反芻してしまい、気がつけば、また股間のモノが痛いほどに張っていた。
結局、アキラは朝っぱらから、夢の中の「日本サッカー代表チームの応援ユニフォーム仕様の
チアガール姿で、自分でバイブをつっこんでよがり、アキラのが欲しいと激しくねだりながら
アキラのそれを舐める」というとんでもない進藤ヒカルをオカズに3回も抜いてしまった。
自分が、今、目の前のヒカルの媚態を前に、ここまで出さずに我慢できるのは、
もちろん、朝から合計で4回も抜いてきたおかげだ。


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だが、それももう限界だ。
何しろチアガール姿のヒカルが、自分のモノをその口いっぱいに頬張っているのだ。
体中の体液が無くなっても、精液は無くなりそうにない。
頭を上下させ、チュプチュプと一心にアキラに奉仕するヒカルは、苦しげに眉をよ
せつつも、恍惚とした表情をしている。
「いい…いいよ進藤っ!」
その妖艶な表情に、アキラの平常心を繋ぎとめていた最後の糸がプツンと切れた。
両手でヒカルの頭を押さえつけ、激しく上下に動かす。
ヒカルの口からは、クチュクチュと粘着質な音と、苦しげなうめき声が聞こえる。
しかし、すでにアキラには、ヒカルを気遣う余裕は残っていなかった。
最後は喉の奥に当たるアキラのモノを、思わず舌で押し出した刺激だった。
「くっ!ううっっ!!」
アキラはかみ締めた口から嗚咽を漏らし、溜まった熱を一気に放った。
強く頭を抱え込まれたヒカルは、逃げる事も叶わず、喉の奥でそれを受け止めるし
かなかった。
射精によって手が緩み、ようやく顔を上げることの叶ったヒカルの口の端から、飲
みきなかったアキラの精液が伝い落ちる。
刺激的なその姿に、再び熱を持っていくアキラのモノを、ヒカルは潤んだ瞳で見つ
めていた。


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ヒカルが瞬きをする度に、睫毛にたまった涙がキラキラと光る。口角にこびりつく
白濁をぺろりと舐めとり、そのままアキラ自身を両手で包み込むと今しがた放った
ばかりのそれをもう一度舌で刺激した。
「塔矢、ねぇ…お願い…」
舌使いも吐息交じりの熱いおねだりも、相当切羽詰ったものが感じられる。
「…とーやぁ……」
「うん。わかったよ…」
アキラがヒカルの両肩を掴んで身を起こさせる。力の入らない身体はアキラに預け
られた。思わず、愛らしくピンク色に染まった頬に伝う涙の跡を舐めとると、ヒカ
ルは軽く身じろぎし、きゅっとつむった眦からはまた新たな跡が生まれた。
「ん…」
向かい合った格好で、ヒカルがアキラの首に腕を回してきた。何とか自力でアキラ
の膝の上までずり上がろうとしてもがくが、既に腰は砕け、腕も力が抜けてしまっ
ている。
アキラはヒカルの腰を支え、その軽い身体を膝の上に乗せた。そうして安定感を得
たヒカルは、アキラの首筋に自分の頭を摺り寄せてきた。
耳元に吐き出される荒い息を感じる。よく聞いてみると、その中に声にはならない
言葉が聞き取れた。
「…とうや……は、はやく…おねがい……」
アキラは、ヒカルをそんなに必死にしているものが自分だということに陶酔感を覚
えた。一瞬だけ華奢な身体をきつく抱きしめ、アキラのものを待ち望んでひくつく
門に指を伸ばす。


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 つぷ……
そこは何の抵抗もなく指を招き入れた。今までアキラ自身以外のものを散々挿れら
れ、焦らされてきたのだから当然だ。
吸い付くように温かなその感触に頭がくらくらする。
人差し指と中指、2本挿入しくちゅくちゅと掻き回すと、腕の中のヒカルが震えた。
「あ、…やだっ…塔矢…!指じゃなくて……!ねぇ、塔矢ぁ――!」
掠れ声で欲しいと叫ぶヒカルが愛しくて愛しくて、まだまだ焦らして泣かせてみた
い気になる。
――が、それは突然遮られた。
ヒカルが自分の身体を強引に引き剥がしたと思うと、キッと一瞬きつく睨み付け、
渾身の力を込めてアキラを突き飛ばしたのだ。
突然のことに抵抗する間もなく、アキラはベッドに転がった。
ヒカルは、呆然とするアキラの上に覆い被さってくる。
カーテンの隙間から夏の強い日差しが漏れ、ヒカルの髪を金色に染めている。
「…ずっと欲しいってお願いしてんのに…。オマエなんて嫌いだ……!」
そう言い放つと、自らアキラを探り当て、その熱い楔で自分自身を貫いた。


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瞬く間にアキラは熱いヒカルに包まれた。
迎え入れるヒカルの内部は、待ち焦がれていたのを示すように襞が熱くうごめいていた。
夢を超える確かな快感に、アキラの背筋を甘い痺れが走る。アキラ自身がさらに
張り詰めていくのを感じる。
望んでいたはずなのに、馬乗りになったヒカルは
「嫌いだ…、嫌いだ…、嫌いだ…」
と、うかされたように繰り返しながら腰を突き動かしていた。
でも、ヒカル自身、本当はなにをいっているか、わかっていないのだろう。
半ば閉じられた瞳は焦点を結ぶことを忘れ、弛んだ口元から一筋の涎が流れている。
微笑みを浮かべたヒカルは、陶然とした世界を漂う。
求めていたものをようやく捕らえた歓びに、その頬は紅く染まっていた。
「ふ…、…しん、どう…、ボクが…はぁ…、嫌い……?」
両手を青いユニフォームの下に潜らせながら、アキラは問い掛けた。
その手はすぐにヒカルの胸を探りあてる。
手に触れた乳首は固く膨らんでいて、とうに興奮していることがわかった。
その小さな固まりを親指と人差し指で摘み、擦る。
「きら…あっ…あぁ……、はぁ…、はぁ……」
「どうしたの……?ねぇ…嫌い?」
弄る手を止めることなく、なおも訊ねるアキラに、ヒカルは答えることもできない。
「やぁ…、…あぁ……はぁ、はぁっ」
「イヤ…?…ヤメようか…?」
「イヤッ!…とおやぁ…」
アキラの刺激に身を捩りながらわずかに揺れていた、ヒカルの動きが止まった。
「なに…?」
「もっと…、もっと……」
ヒカルがアキラにのし掛かってきた。



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