昼下がりの遊戯 47 - 48


(47)
だが、それももう限界だ。
何しろチアガール姿のヒカルが、自分のモノをその口いっぱいに頬張っているのだ。
体中の体液が無くなっても、精液は無くなりそうにない。
頭を上下させ、チュプチュプと一心にアキラに奉仕するヒカルは、苦しげに眉をよ
せつつも、恍惚とした表情をしている。
「いい…いいよ進藤っ!」
その妖艶な表情に、アキラの平常心を繋ぎとめていた最後の糸がプツンと切れた。
両手でヒカルの頭を押さえつけ、激しく上下に動かす。
ヒカルの口からは、クチュクチュと粘着質な音と、苦しげなうめき声が聞こえる。
しかし、すでにアキラには、ヒカルを気遣う余裕は残っていなかった。
最後は喉の奥に当たるアキラのモノを、思わず舌で押し出した刺激だった。
「くっ!ううっっ!!」
アキラはかみ締めた口から嗚咽を漏らし、溜まった熱を一気に放った。
強く頭を抱え込まれたヒカルは、逃げる事も叶わず、喉の奥でそれを受け止めるし
かなかった。
射精によって手が緩み、ようやく顔を上げることの叶ったヒカルの口の端から、飲
みきなかったアキラの精液が伝い落ちる。
刺激的なその姿に、再び熱を持っていくアキラのモノを、ヒカルは潤んだ瞳で見つ
めていた。


(48)
ヒカルが瞬きをする度に、睫毛にたまった涙がキラキラと光る。口角にこびりつく
白濁をぺろりと舐めとり、そのままアキラ自身を両手で包み込むと今しがた放った
ばかりのそれをもう一度舌で刺激した。
「塔矢、ねぇ…お願い…」
舌使いも吐息交じりの熱いおねだりも、相当切羽詰ったものが感じられる。
「…とーやぁ……」
「うん。わかったよ…」
アキラがヒカルの両肩を掴んで身を起こさせる。力の入らない身体はアキラに預け
られた。思わず、愛らしくピンク色に染まった頬に伝う涙の跡を舐めとると、ヒカ
ルは軽く身じろぎし、きゅっとつむった眦からはまた新たな跡が生まれた。
「ん…」
向かい合った格好で、ヒカルがアキラの首に腕を回してきた。何とか自力でアキラ
の膝の上までずり上がろうとしてもがくが、既に腰は砕け、腕も力が抜けてしまっ
ている。
アキラはヒカルの腰を支え、その軽い身体を膝の上に乗せた。そうして安定感を得
たヒカルは、アキラの首筋に自分の頭を摺り寄せてきた。
耳元に吐き出される荒い息を感じる。よく聞いてみると、その中に声にはならない
言葉が聞き取れた。
「…とうや……は、はやく…おねがい……」
アキラは、ヒカルをそんなに必死にしているものが自分だということに陶酔感を覚
えた。一瞬だけ華奢な身体をきつく抱きしめ、アキラのものを待ち望んでひくつく
門に指を伸ばす。



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