初めての体験 Asid 社(2)
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社は声も立てずに、昏倒した。大きく口を開けて喘いでいた。自分に起こったことを
理解できず、ボクに助けを求めるように呻いた。ボクは社の上にかがみ込んで、更に、
もう一度今度は腹にそれを押し当てた。バチバチと弾けるような音がして、社の身体が、
大きく撓んだ。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
大きく目を見開いて、身体を反らせたまま痙攣をしている。一番弱いタイプを選んだのに、
それでも大した威力だ……と、思ったら、コレ五十万ボルトもある……。一桁間違えていた。
すまない社。……だが、やってしまったモノは仕方がない。ボクは些細なことは、いつまでも
気にしない主義だ。
さてと……それではいただきます。ボクが社の服に手を掛けると、社は弱々しく
首を振って拒絶した。そんな目をしても無駄。ボクは、やると決めたら実行あるのみだ。
ちょっとドキドキする。社が見た目と裏腹に、シャイで初なヤツだと知ってしまったのからだ…。
そんな社をボクは今から自由にするのだ。
手際よく服を剥いでいく。慣れたモノだ。伊達に数をこなしていない。目を閉じていても
できそうだ。
社は、身を捩ることも手で身体を隠すことも出来ず、ただ、ボクを涙目で見つめた。
相当、苦しいんだろうな…。さすがにボクも、コレを自分では試してない。イヤ、試して
みようとは思ったんだが、あと一センチ、あと一センチをどうしても近づけることが
出来なかった。
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「なぁ…オレを…どないするんや……?」
掠れた声で問いかけてくる。どうするもこうするもヤルことは、一つに決まっているじゃないか。
それにしても惜しいな…今日は縄も手錠も持っていない。どっちにしろ動けないんだから、
必要ないんだけど、ビジュアル的に物足りないというか…。
ボクは、ちょっと考えた。………あれが使えるかもしれない。ボクは、動けない社を
一人置いて、一旦そこを出ることにした。
「ちょぉ…待……」
苦しそうな声が追いかけてきた。心配しなくてもすぐに戻るよ。他の人に、見つからないうちにね。
でも、そっちの方が、キミにとっては幸福だと思うけどなぁ。
ボクは、外からは簡単に見えないように襖の影に社を移動させ、扉をしっかり閉めて出ていった。
十分ほどで戻るつもりだったのに、結構時間をとってしまった。急いで部屋に入ると、
社はまだ倒れたままだった。本当に動けないらしい。良かった。自分で試さなくて…。
もし、試していたら、倒れたまま一週間ぐらい見つけてもらえなかったかもしれない。
「あ…あんた…とうや……」
社が、苦労して首を持ち上げた。目に安堵の色が浮かんでいる。一人で裸で放っておかれて、
相当心細かったみたいだ。自分を酷い目にあわせたボク何かを頼るなんて……。可愛いヤツ。
ほんの少しだけそう思った。
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ボクは、社の側に膝をついて、その身体を起こした。ボクに寄りかからせるようにして、
身体を支える。紙袋をたぐり寄せる。さっき、おもてで買ってきたモノが入っている。
社は、ぐったりとボクにもたれ掛かっていたが、ボクが取り出した物を見て不思議そうに呟いた。
「それ…包帯…?そんなん…どないするん……?」
もちろん手当に使う訳じゃない。社もそんなことを期待してはいないだろう。
その白く弾力性のある布を、社の切れ長の目にあてがう。
「あ…何するんや…やめてぇや…」
抗議の声を無視して、包帯を巻いていく。そうして、社の視覚は完全に封じられた。
身体の自由が利かない上に視界を塞がれ、社はかなり動揺していた。それが、身体を
通して伝わってくる。それに、まだ包帯を弄る音が彼の不安を余計に煽っているのだろう。
社の唇は白くなっていた。シュッと布を扱く短い音が、社の耳にはどんな風にきこえて
いるのだろうか。
ボクは、社の両手首を取ると、前で交差させて包帯で堅く縛った。
「なぁ…なんで…」
社が、ボクに問いかける。ボクは、そのうるさい口も包帯で塞いでやろうかと思った。が、
喘ぐような社の関西弁が意外と色っぽかったので、そのままにしておくことにした。
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社をゆっくりと畳の上に寝かせた。改めて全身を眺める。…………………いい感じだ。
見た目もコレでばっちりだ。包帯で目隠しをされる進藤を想像して、ドキドキした。
社の首筋をゆっくりと撫で上げた。その途端、彼の身体が大きく震えた。身体が動かなくても、
一応感じてはいるらしい。効き目が少し薄れて来たのかもしれない。反応がないより、
あった方が楽しいので、コレはコレでかまわない。
ボクは調子に乗って、いろんなところを触りまくった。その度に、社が小さく喘いだ。
「はぁ…!い、いややぁ…」
身を縮めようとする社を妙に可愛く感じて、ボクの方が狼狽えた。
「社、可愛いね…もしかして、初めて?」
社は否定も肯定もしなかったが、こんな目にあわされたのは、初めてなのに違いない。
答えない社の肩の近くに、スタンガンをかざした。触れるか触れないかのところで、
バチバチと火花が散った。
「!!」
直接触れてはいないはずだが、彼は身を竦ませた。やはり、視覚を奪われると恐怖心も
倍増するらしい。
「ボクは、素直じゃないヤツは嫌いだ…言っている意味わかるよね?」
優しく囁いた。笑顔のオプションもつけたが、社に見えないのは残念だ。
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大人しくなった社の肌に唇を寄せた。脇腹を撫でながら、乳首を舐めた。
「…アァ!い…いややぁ…」
社が、身を捩ろうと藻掻いた。ボクはすかさず、スタンガンのスイッチを入れた。その
途端に彼は静かになった。ボクは行為を続けた。乳首を強く吸い上げると、彼の身体は
震え、断続的な喘ぎ声を上げた。
「あぁ…とうや…アカン…」
掠れた声が色っぽい。もっと、声を上げさせたい。
ボクは、自分の指をしゃぶった。社に良くきこえるように、出来るだけ大きな音を立てた。
そのピチャピチャという音が、響く。それが、何を意味しているのか、社にはわかって
いるようだった。身を縮めようとしていたが、スタンガンのスイッチの音に反応して
抵抗を止めた。怯えながらも、ボクの指をその身に受け入れた。なるべく痛くないように、
気を使っているって言うのに…いきなり突っ込んでやろうか?スタンガンとどっちが
いいんだ?
ボクは、社がボクに逆らうようなそぶりを見せる度に、それを繰り返した。やがて、社は
ボクに反抗するのを止めた。ボクが彼の頭を膝に抱え、ペニスをその口元に押し当てたときでさえも
躊躇いながらも、それを口に含んだ。包帯が少し濡れている。その拙い口淫と涙は、
ボクの加虐心を少し満足させた。
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