日記 49 - 51


(49)
 二人で、はしゃいで、シャワーを浴びた。髪が濡れたままだったが、かまわず、
そのままベッドに倒れ込み、口づけを交わした。最初は、優しく、甘いキス。だが、徐々に
激しく、熱いものになっていく。唇が離れた時、小さく喘ぎながらヒカルが潤んだ瞳で、
アキラを見上げた。自分の下で、そんな風に息をしているヒカルは、どうにかしてしまいたく
なるほど、悩ましい。アキラは、ヒカルをじっと見つめた。
どれが本当のヒカルなのだろう……。
無邪気なヒカル…艶やかなヒカル…さっきのように大人びたヒカル…
そして、アキラがまだ見たことのないヒカルが、きっといる。
 ヒカルの腕が優しく首に絡んで、アキラをヒカルの方へ引き寄せた。そうして、
甘えるようにキスをねだった。
アキラは、ヒカルの望むままに優しくキスをした。ヒカルが満足そうに微笑む。

 ヒカルが自分についてきてくれて、嬉しかった。
――――それとも、キミがボクのところに来てくれる?
駆け引きめいた言葉を口にした瞬間、後悔した。ヒカルが来ることを期待したわけでは、
なかったが、彼の気持ちを試したのも事実だ。ヒカルが、アキラのことをどう思って
いるのかを知りたかった。卑怯だと思った。
「でも、これがボクだ……」
アキラは呟いた。ヒカル以外の者が見えなくなってしまうのだ。
「な…に…?」
「何でもないよ…」
そう言って、微笑むと、アキラはヒカルの胸に、そっと口づけをした。


(50)
 「あぁ!」
ヒカルが胸を反らせた。アキラの舌がヒカルの胸の突起を舐ったからだ。
「あ…や…あん…」
アキラが執拗に同じところを何度も吸う。乳首の紅い色が、更に鮮やかに染まった。
「とうや…とうや…!」
アキラの手が、ヒカルに新たな快感を与え始めた。胸元を唇で責ながら、手では、下半身を
嬲っていた。ヒカルが、アキラの頭を掻き抱いた。
「やぁ…でちゃうよぉ…!」
ヒカルはそう叫ぶと同時に、身体を震わせた。アキラの手の中に、白いものをほとばしらせた。
「あ…あ…」
まだ小さく震え続けるヒカル自身を、アキラはキュッと扱いた。残っていたものが押し出されて、
アキラの手を更に汚した。
 大きく胸を上下するヒカルの目の前で、アキラは掌を舐めて見せた。ヒカルは、真っ赤になって
目を逸らした。そんなヒカルに笑いかけると、アキラは殊更大きく音を立て、全部奇麗に
舐めとった。
 アキラは、机の引き出しから、いつも使っているローションを取り出した。それを手に
満遍なく塗り、まだ、顔を背けているヒカルの腰を抱え上げた。
 ヒカルの身体がぴくんとはねた。
「あ…」
アキラは指をヒカルの中へ沈ませた。
「ん…んん……!」
時間をかけて、丁寧に中を愛撫した。すると、ヒカルの身体から、力が抜けてゆく。
アキラは、自分をそこに宛うと、そのまま一気に押し進めた。


(51)
 アキラがヒカルを貫きながら、何かを呟いていた。快感に思考を侵略されているヒカルには、
最初、言葉を言葉として、捕らえることが出来なかった。だが、呪文の様に、何度も
繰り返されているうちに、徐々に理解し始めた。

―――――キミが好きだ…キミのこともっと知りたい…全てのことを…

 アキラは、それを意識して言っているわけでは、ないようだった。無意識のうちに口から
零れ落ちた言葉のようだった。
 ヒカルは何とも言えない気持ちになった。無意識のうちに出た言葉は、アキラの心を
そのまま映し出したような気がした。ヒカルは罪の意識に苛まれた。
 だって…。言えないことがいっぱいある…。
「―――――!!あ…あん…とう…や…」
アキラの動きが激しくなる。ヒカルは、断続的に悲鳴を上げた。とぎれ、とぎれの息の中
ヒカルもアキラへの想いを呟き続けた。



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