平安幻想異聞録-異聞- 5


(5)
「ふざけんな!放せよ!やめろっ!」
必死で叫ぶヒカルの顔をニヤニヤ笑って眺めながら、座間はかまわず手を進めた。
その武骨な指が後ろの門にふれると、おびえたようにヒカルの体が跳ねた。
「そんなとこ触るな!」
「おやおや、まるで初めてのような反応じゃのう。それとも佐為殿に操をたてておるのか?
 佐為殿以外にはここは触らせぬと」
「何言って……」
「可愛がられておるのだろう?佐為殿に…ワシとしては、稚児を愛でるならもう少し
 大人しいほうが好みなんじゃが、たまには違う味付けの肴を味わうも一興よのう」
ヒカルはそこでやっと、座間に佐為と自分がそういう関係だと思われているのに
気がついた。
宮中の貴族の趣味でそういうのがあるのは知っていたが、
まさか自分がそんな風に見られていたとは…。
「佐為は、そんなヤツじゃない! 佐為はこんなこと絶対しね……うっ!」
きつく閉じられた門の入り口を破って座間の指先が入りこむ感触に、
ヒカルの言葉は途切れた。
座間の指はさらに、強引にヒカルの肉のなかにねじ入り、中をゆっくりかき回す。
「や、やめ……っっ」
「ふふふ、きついきつい。どうやら本当に初めてらしいのう」
座間はさらに、ヒカルが身動きとれないのをいいことに、
中に入った指をうごめかしながら、ヒカルの腰の脇をじっとりと舐めあげた。
感じやすい場所を刺激されたこそばゆさと、座間の湿った舌の気味悪さの
ないまぜになった奇妙な感覚にヒカルは小さくうめき声をあげる。
座間の舌はさらに調子にのったように、微妙に舌をうごめかしながら、
ヒカルの腹の上をはいずり回り、さしずめなめくじが這った後のような銀色の道筋を残しつつ、
やがてその先の薄い茂みの向こう、
いまだ怯えのためか萎えたままのヒカル自身にたどり着いた。



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