待てない 5


(5)
「ガチャ」
俺は思わずビクッとする。連結口だ。
「あ…と、塔矢ぁまずいよ…駅員さんこっちく…る」
「ん?大丈夫。声をこのまま殺していれば」
俺は塔矢のものをつかんでいた手をゆるめる。でも、塔矢が刺激する俺のすぼまりを愛撫する手は一向に緩められない。それどころか…なんか…だっだんだん。
「ちょ、塔矢ま、ずいってちょっとは手加減しろ…よぉ」
「進藤の困った顔がもっと見てみたいな。」
塔矢は笑顔だ…よっ余裕かよ。
「いや、そーゆう、ば…場合じゃないってこっちちかずいてくる」
ヒカルは息が上がる。
駅員の足跡がもうそこまで来ている。もう、駄目かと思った瞬間。
「!」
駅員はなんと海王のユン先生だった。
「やあ、塔矢じゃないか。今日は…おや、進藤君かね?」
「ええ。ちょっと樹海の方に用がありまして。」
「そうか、じゃ私は仕事だから」
ユン先生は行ってしまった。
どーなってんだ?



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