女体化 制服処女陵辱  IN対局室 5


(5)

だが、普段のヒカルを知る塔矢行洋にはそんなことは信じられなかった。
それに碁会所へ来て、お行儀悪くアキラとののしりあうさまは、いくら
強いとはいえ、まだまだ子供らしく、とても噂を信じるつもりなどには
なれなかった。
それが、どうだろう。
ずれた下着の中に緒方の手を受け入れ、緒方の髪をつかんであえいでいる。
あきらかに初めてではない。
緒方はこの間、ヒカルに研究会での手合いで初の負けを喫していた。
さすがにどよめくギャラリーの中、唇の端をゆがめて、ちらりと緒方を見
上げたヒカルの表情を行洋は思い出す。
その表情を見て、行洋は少しうろたえた。
なぜうろたえたのか、その時は自覚がなかったのだが、今になるとわかる。
その時に進藤ヒカルに行洋もまた色気を感じたのだと……。
だが、若い娘になら誰でもその程度の色気は感じるものだ。
いや……………。
それだけではない。
その対局は、どちらかというと、緒方の手が乱れていた。
思えば、あれは、棋院に噂が広がり始めた頃だったのだ。
進藤ヒカルと他の高段者との関係の。



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