やりすぎ☆若゙キンマン〜ヒカルたん小悪魔系〜 5


(5)
「キミはあまりにも無防備すぎる。いいかい、アイツはどんな手を使ってくるかわからな
い危険な奴なんだ。気をつけるんだよ」
自分のおかれている状況を理解した途端、若゙キンマンの言葉が頭をよぎった。だが無知な
ヒカルたんは、自分の落ち度がどこにあるのかわからない。けれどまだ間に合うと思い、
菊門弄りに集中しているトーマスを蹴飛ばして何とか逃げようと試みた。
一発目は外れたが二発目はトーマスの顔に命中した。
トーマスが倒れたのを確認すると、ごめんと心の中で謝りつつ、逃げようと起き上がった。
けれども後ろ手に縛られているため起き上がれない。ヒカルたんは横に転がりうつ伏せに
なって起き上がろうとした。
「もう頭にきた! 手加減なんてしねーからなっ!!」
そう怒鳴り散らすと、トーマスはヒカルたんの腰に後ろから抱きついた。そして袋から棒
を取り出すと、手加減することなく強引に挿入した。
「痛いー!! 抜いてっ…抜いてよぉ! 助けて…、若゙キンマン助けてぇ」
ヒカルたんは泣き叫びながら若゙キンマンの助けを求めた。それを聞いたトーマスは怒りを
更に倍増させた。
「ここでアイツの名前を呼ぶな! いいか、今おまえの自由はこのオレが握ってんだぞ。
もしまたアイツの名前を言ったら、ここがただじゃすまないことになるからな」
トーマスは棒のスイッチを入れた。振動音とともに菊門の内壁が震えだした。
今までに感じたことのない感触に、ヒカルたんは逃げようと腰を引く。だがトーマスはし
っかりと腰を抱きなおすとそれを更に奥深くへ差し込み、中をかき回すように動かした。
「も…う、やめ…て、抜いて、…抜いてってば!」
泣きじゃくりながら必死に懇願したが、怒りによって暴走が止まらなくなったトーマスに
その声が届くことはなかった。
「何泣いてんだよ。そんなにイイのか? この淫乱が!」
暴力だけでなく暴言まで吐き出したトーマスに普段の優しい兄貴分の面影は全くない。だ
がそれでもヒカルたんはあきらめず、抜いてとお願いした。
そのあまりのしつこさに、トーマスは舌打ちをした。



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