ちっちゃいアキラにっき 5 - 6
(5)
おおくすがすたあとするまでじかんがあったので、ボクはぽにいにのりました。
ぽにいはちいさくて、かわいくて、たてがみがふさふさでした。
ぼくは、じょっきいになったきぶんがして、はぁはぁしました。
おかおがあかくなって、おがたくんがボクのことをしんぱいしてたみたいです。
ぽにいにのったら、またおなかがすいたので、おがたくんとおべんとうののこりを
たべました。
むぎちゃをのみながら、しらこのりをまいたうめぼしのおにぎりをたべました。
うめぼしも、やっぱりはじっこにはいっていました。
でも、とってもおいしかったです。
それから、ボクはうさぎさんのおりんごをもって、ぱどっくにいきました。
ぱどっくでは、おうまさんがぱっかぱっかとあるいていました。
ボクは、うさぎさんのおりんごをおうまさんのほうにむけてみました。
そうしたら、おうまさんがボクのほうをむいてくれました。
ボクは、うさぎさんのおりんごといっしょに、おうまさんに「こんにちはっ!」と
あいさつしました。
おうまさんは、ふさふさしたしっぽをふって、あいさつしてくれました。
ボクは、とってもうれしかったです。
でも、おがたくんに、うさぎさんのおりんごをたべなさいといわれたので、
たべました。
ボクは、ちょっとかなしかったです。
(6)
おおくすがすたあとするじかんになったので、ボクとおがたくんは、おうまさんが
よくみえるごおるばんのまえのところにいきました。
おがたくんが、ボクをかたぐるましたら、うしろのおじさんが「みえねぇだろ!」と
おこったので、おがたくんはそのおじさんに「きさまはすっこんどれやゴルァ!」と
いいました。
おじさんは、がくがくぶるぶるしておこらなくなりました。
げえとのじゅんびがはじまったので、ボクはけいばしんぶんをまるめて、ぼうみたいにしました。
すたあとのあいずをするおじさんがのっただいがうえにあがって、ボクはまわりのひとたちと
いっしょに、まるめたけいばしんぶんをふりまわして「うおおぉぉぉっっっ!!!」といいました。
ふぁんふぁあれがなって、ボクはまわりのひとたちといっしょに、まるめたけいばしんぶんを
りずむにあわせてぱんぱんたたきました。
ふぁんふぁあれがなりおわって、ボクはまわりのひとたちといっしょに、まるめたけいばしんぶんを
ふりまわして「うわああぁぁぁっっっっっ!!!」といいました。
おがたくんは、かたまっていました。
げえとにおうまさんがはいって、いっせいにすたあとしました。
おうまさんがはしっているあいだ、ボクはずっとはぁはぁしていました。
いっぱいいっぱいはぁはぁしました。
せんとうのおうまさんが、だい4こおなあをまがって、さいごのちょくせんにはいったとき、
ボクはいきがくるしくなるくらいはぁはぁしました。
ボクは、はぁはぁしながら、まるめたけいばしんぶんで、おがたくんのあたまをぽかぽか
たたいて、「いけっ!そこだっ!!つっこめっ!!!」とさけびました。
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