調教教室―欲望の保健室 5 - 6
(5)
「ふっ、やっぱりおまえってスケベだな。」
体内では変わらず、異物が、その振動でアキラを縛っていた。 一度解放して楽にはなったが、悪魔の振動は再びアキラの体を蝕み始めていた。
宮本は、抵抗するアキラの制服を乱暴に剥ぎ、アンダーをまくりあげて、熟したように赤い二つの乳首を、指でそれぞれ摘んでこすり合わせた。アキラのペニスは、既にもとの硬さを取り戻し、宮本の腹部を押し上げてくる。
宮本は、さらに指で弄っている両の乳首を、舌で交互に転がし始めた。
「は…ぁぁっ」
スイッチが入ったように、アキラの体は律動を刻み始めた。
宮本は、アンダーを首から脱がし、万歳させた形で、そのままアキラの両手首を拘束した。
そして、すでに丸剥かれになった下半身に手を伸ばし、暴れるアキラの足首をつかんで持ち上げた。
持ち上げた両脚の膝をアキラの顔の脇に押し付ける形にして、宮本は、しばしアキラのあられもない姿を観察した。
「すげー、いい眺め。」
アキラは、屈辱に唇を噛んで顔を背けた。
興奮ではあはあと息を荒げながら、宮本はアキラの秘部に顔を近づけた。宮本の鼻息がアヌスにかかり、見られている羞恥もあって、そこがひくつく。
「綺麗な顔してても、ここはこうなってんだよな。……あれ?」
さっそく宮本はそこから覗いているものに気づいた。
(6)
アヌスから覗いている紐は折りたたまれてアキラの内股の部分にテープで止められていた。
「なるほどな。」
宮本は笑いをかみ殺しながら、テープに止められているスイッチ部分を探り、動作をLOWからMAXに徐々に上げていった。
「あ…あ…んあ…やああっ!」
アキラは耐え切れずに顔を左右に振った。内部全体をじわじわと虐めていた波が大きなうねりとなってアキラ自身を飲み込んでいく。
宮本はスイッチを弄りながら、アキラのアヌスを周りから中心部分に向けて舌で丁寧に舐めあげた。
アキラのペニスの先端からは先走りの汁が溢れ、リズミカルに扱いている宮本の右手まで流れてきていた。
「すげ…。」
宮本は呼吸を荒げながら、開いている方の手で自身のズボンを下ろし、猛り狂ったペニスを取り出した。それは、いつもアキラが入れているものと同じくらいデカかった。
アキラはゴクリと唾を飲み込んだ。
欲しい……。
アキラの内部はじくじくと疼き、強烈な刺激を求めていた。こんな周辺を固めるような曖昧なものでは、もう満足出来ない。
――出したらお仕置きだからな。
あの人の声は穏かだった。でも、いつもあの人が本気だという事を、自分は知っている。
あなたのせいだ……。 ボクがこの男のペニスを欲しいなんて思うのは、すべてあなたのせいだ。
朦朧とした意識の中で、アキラはほんの少しだけ逡巡した。 だが、すぐに恐れや罪悪感は消えた。
アキラの中では、いつでも、本能がすべてを凌駕していくのだ。
「しゃぶれよ。」
目の前に、反り返った宮本のペニスを差し出された時、アキラは躊躇うことなく、それを小さな口いっぱいに頬張った。
そして一瞬驚きに目を見張らせた宮本に一瞥することなく、舌を使い唾液を絡ませて無心に吸い付き、出し入れを繰り返した。
「あ、うううっ…塔矢ッ、すげ…イイッ!」
宮本はアキラの髪をつかみ、自身も腰を使って、より深い快感を得ようとする。
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