禁断・純愛の章 5 - 6


(5)
−おじいちゃんの家に行って来ます、冷蔵庫にケーキがあるから
食べなさい。 母−
置き手紙が絶対あると思ったので、ヒカルは台所へ寄った。
でも、その手紙を見るまでは、心が落ち着かなかった、
佐為がいなくなってからのヒカルは、一人になるのを非情に嫌った。
親しい友人、両親、祖父母がいずれ自分から去る・・・そんな恐怖が
常に心の奥底に巣くってしまったようだった。
自分で自分を叱咤する。
”なさけないな、オレ、男のくせにびくびくして”
”佐為にいずれ会えたとき、笑われちまう”
やがて目頭が熱くなり、視界がぼやけてくる。
”やっべ〜、またオレ・・・”
ぱんっ
なんとか自分の頬を両手で打って、思考を切り替えた。
”そっだ、あかりのおやつ・・・”
冷蔵庫を覗くと手紙の通りケーキが入っていたが、やはりヒカル一人分しか
ない。”やっぱりねえか、2つは・・・・”
ふ〜とため息が出た。ヒカルはケーキを取り出して眺める。
ショートケーキだ、おいしいという店の・・・ヒカルはじっとそれを見た。
あかりに食わせるか・・・別の何かにするか・・・。
ヒカルもそこのケーキが好きだった。そこは行列の出来る店でなかなか
機会がないと食べられない有名なとこ。
だが、男の自分が並んでまで食べるなんて恥ずかしいと思ってしまうヒカルは、
母親がまれにこうして買ってきてくれるのを結構期待して待っていた。
あかりにあげるべきかな、でもオレも食いたいし、あいつダイエット
してないかな、そしたら食えるでもあいつの前でケーキ食うっていうのも・・。
う〜んと腕組みして迷ったが、食べたいという自分の欲求が勝ってしまった。
”よし、あいつが帰ってから食べよ、他の菓子があるかな”
冷蔵庫にケーキをしまい込み、そして棚を物色し始めた。
母親が、明日客人の為に出す羊羹を見つけるのはそれから約10分後・・・。


(6)
ヒカルが一階でどたばたやってるとき、あかりは熱い体を持て余していた。
外陰部は、すでに透明な粘液で塗れており、下着にシミを作っている。
正座してヒカルが来るのを待ち、なんとか落ち着けようとするものの、
ヘンな感覚に頭がもっていかれそうになる。
あかりは、じんじんと痛いぐらいに脈打つ下半身にどうしたらいいのかわからず
困り果てていた。
「あ、あつい・・んん・・・」
あふれ出てくるほどの粘液に戸惑いながら、無意識に快楽を求め身体をよじる。
そのたびにぬちゃぬちゃと厭らしい音をたて、あかりの理性を奪っていく。
それでも、スカートの上から手で押さえつけ、なんとか沈めようとするものの
指先がちょうど、下着ごしに陰核にあたり、擦ってしまったので
予想以上の快感にたえきれず声を漏らした。
「あああ〜ヒ、ヒカル〜〜」
敏感になった下半身に、指による刺激は、相当な快楽を呼んだ。
「あ、ああ、あ・・んんん・・ん」
やがて甘びを帯びた声と共に、いつしかあかりは、指で陰部を弄り始めた。



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