新珍子和歌集 6 - 10


(6)

君がため 菊花掻き撫でて 珍子扱く
  我が衣手は 露に濡れつつ

アキラたんが気持ちいいように菊門をナデナデして、珍子をしごいてやる俺の袖は、
アキラたんから出た露でしとどに濡れていることよ。(;´Д`)ハァハァ


(7)

珍カスのこすり落とせば独り言
彼方の菊のにほひぞ恋しき
    ――大伴珍持

(ずいぶんアキラたんと逢っていないので私の珍カスも溜まる一方だ。
恋しい人の穴ーるのにほいが恋しい、そう独り言を言ってしまいそうだよ。)


(8)

あかねさす 紫スーツ 棋院行き
兄貴は見ずや 君が袖振る

青紫色のスーツを着た君が、今日も颯爽と棋院を行く。
おいおい、そんな嬉しそうに俺に向かって手を振ったら
兄貴に見られてしまうがいいのかい?アキラ。(*´Д`)ハァハァ


(9)
闇を知り闇に浮かぶ我が身を知ればこそ
天元の陽を追わずにおれぬ盤端より


(10)

萌えさそう あらしのスレの 雪ならで 
ふりゆくものは その身なりけり       西園寺金玉


(嵐が萌えてる人を誘惑してスレに雪と降らせる。その降りゆくさまを見ていると、
衰えこの世を去っていくのは萌えてる人よりも、お前さんの身ではないかと思うぞ。)



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