それいけ☆ヒカルたん 6 - 10


(6)
「くっくそ! 若゙キンマンめ!!」
ヒカルたんは抵抗した。しかし抵抗しようにも先ほどの疲れで体に力が入らない。
ヒカルたんはそこで初めて若゙キンマンの罠にずっとはまっていたことに気づいた。
若゙キンマンはジリジリとヒカルたんに歩み寄る。そして上着の中に手を入れると乳首をつ
まんだ。
「イタッ! やめろよ、放せ!!」
ヒカルたんは身をよじって抵抗した。しかしそれはまったく抵抗にならない。
若゙キンマンは上着をめくるとチュウッと乳首を吸う。
「やっと見つけた、ボクのイチゴ」
若゙キンマンはおいしそうにそれを味わった。
「なに言ってんだ! それはイチゴじゃない!!」
「これこそボクの探し求めていたイチゴだよ。それにあのかごだってキミのサイズに合わ
せて作ったんだ」
ヒカルたんはかごを見てハッとする。確かに自分がピッタリ納まる大きさだった。
ヒカルたんは自分に執着する若゙キンマンが恐ろしくて仕方なかった。
けれど逃げようにも逃げられない。
そうこうしているうちに若゙キンマンはヒカルたんの服を破るように剥ぎ取った。


(7)
「やだーっ!! やめろよ!!」
ヒカルたんは叫んだが、若゙キンマンはそれを無視して舐めるように体を見つめた。
「おや? こんなところにポークビッツがある」
若゙キンマンはそれを握ると扱いた。
ヒカルたんはイヤイヤと首を振った。
そうこうしているうちに何か白いものがそこから溢れ出た。
「あ、カルピスがでてきた」
若゙キンマンは手についたそれを見せつけるようにうまそうに舐めた。
「おまえ、なにが目的なんだ。いったいどうしてこんなこと・・・」
ヒカルたんは涙ながらに訴える。そんなヒカルたんの顔をクイッと上げると若゙キンマンは
口づけをした。
「ボクの望みはただ一つ。キミを手に入れることだよ」
若゙キンマンは指を鳴らす。
するとその合図に触手らはヒカルたんの体を持ち上げた。宙に浮かんだヒカルたんの体は
仰向けの状態で横にされた。そして両手を頭上で一つにまとめ、足を大きく開かせた。
「ハハハッ、すごい格好だね。町のスーパーヒーローがこんな恥ずかしい格好をボクの前
で曝け出しているなんて知ったら、皆どう思うだろうね」
若゙キンマンはそう言うと、楽しそうにヒカルたんの菊門へ指を挿し入れた。
「やだ! 誰か、誰か助けて!」
ヒカルたんは大きな声で叫んだ。洞穴にその声が響き渡る。


(8)
「ヒカルたーん!!!!!」
トーマスの呼ぶ声が聞こえた。ヒカルたんは喜び、大声で助けを求める。
「トーマス、オレはココだ!」
その声にトーマスが突進してきた。
「ヒカルたん、どうし・・・ウゥッ!!」
トーマスは目の前で繰り広げられるヒカルたんの艶姿に思わず鼻血をふいてしまった。
「このおかっぱ野郎! 貴様なんて羨ま・・・じゃなくて、なんてことをしてるんだ!!」
トーマスは怒りをあらわにして若゙キンマンと対峙した。しかし若゙キンマンはウザイとで
もいうような顔をしてため息をつくだけだった。
トーマスはそれを見て、チクショウと怒鳴ると、柵を壊すため突進した。自慢のキックで
柵を蹴り破ろうとする。しかしその瞬間高圧電流が流れた。
ぎゃーっと叫ぶとトーマスは動かなくなった。
「おまえの行動など全てお見通しだ。この負け犬が」
若゙キンマンは冷たく言い放つとヒカルたんとの行為を再開した。
ヒカルたんはその様子を見て情けなくなっていた。トーマスのバカと思いつつ、もう自分
を助けに来るものはいないのだと思うと、諦めるしかないようだった。


(9)
若゙キンマンは楽しそうに指を入れたり吸ったり舐めたりとしていた。ヒカルたんは町のヒ
ーローであるというプライドから、その行為に必死に耐えた。
しかし若゙キンマンはまるでヒカルたんの体を全て知り尽くしているかのように、気持ちの
良いポイントだけを攻め立てる。
ヒカルたんは必死で喘ぎ声がでるのを唇を噛んで堪えた。
「ずいぶんと気持ちよさそうだね。我慢するのは大変だろう? 楽になってもいいんだよ」
若゙キンマンはクスクスと笑った。ヒカルたんはそれをただ睨むことしかできない。
「キミはずいぶんと強情なんだね。でもその方が落としがいがあるってもんだ」
そう言うと若゙キンマンはまた指を鳴らした。
ヒカルたんの尻がぐっと持ち上げられ、若゙キンマンに全てが丸見えの状態になった。
「フフッ、良い光景だ」
若゙キンマンはしばらくその姿を見つめると、ヒカルたんの菊門にめがけて自分のそれをあ
てがった。
ヒカルたんの悲痛な叫び声があたりに響き渡る。
若゙キンマンはそれでも激しく攻め立てた。勢いがありすぎて、柵に体がぶつかる。ヒカル
たんはそれを避けようと柵を握りしめる。それに続いて若゙キンマンも柵を握りしめた。
柵と若゙キンマンに挟まれた状態でヒカルたんは攻め続けられた。
若゙キンマンはとどまることなく行為を続ける。
その激しい音にトーマスが目を覚ました。そして目を見開き若゙キンマンとヒカルたんの行
為を息をのんで見つめた。
トーマスは悔しがりながらも、自分の力だけではどうにもならないと、碁会所へ帰り佐為
を呼ぶことにした。
「それまで頑張れよ、ヒカルたん」
トーマスは力の入らない体にムチ打って、碁会所へと飛び立った。


(10)
もう何発ぶち込まれたのだろうか。
ヒカルたんは朦朧とする意識の中で必死に耐えようとした。しかし疲れと若゙キンマンの巧
妙な技に耐えきれず、口からは淫靡な喘ぎ声が次々と紡ぎだされていた。
若゙キンマンは疲れるどころか、その声に呼応して更にヒカルたんを激しく求める。
ヒカルたんの体は触手によって自由自在に操られ、若゙キンマンは思う存分いろいろな体位
でヒカルたんを味わっていた。
「まるで夢のようだよ」
若゙キンマンは歓喜の声をあげた。
「オレは夢だと思いたいよ・・・」
ヒカルたんは力のないかすかな声で反抗する。
まだ反抗する気力が残っていたかと思うと、若゙キンマンはヒカルたんの頬を平手打ちした。
ヒカルたんはその衝撃で気を失う。
「そこまで強情だとは・・・。さすがボクが見込んだだけのことはある。しかし、いつまでも
そうだと少々教育する必要があるな」
若゙キンマンはヒカルたんを縛っていた触手を取り払った。
地面に下ろされたヒカルたんは力なく倒れこんだ。
若゙キンマンはそんなヒカルたんを優しく抱き上げると、持ってきたかごに入れた。
「思った通り、ちょうどだね」
若゙キンマンはゆりかごで眠る赤子をなでるように、ヒカルたんの髪をすく。
そして持っていたリモコンのボタンを押した。
ゴゴゴゴゴ・・・と地響きがすると、地面から宇宙船のような乗り物が顔を出した。
それにヒカルたんの入ったかごを乗せると、若゙キンマンは立ち去った。



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