Eternal Promise 6


(6)


「つれないなぁ」
「つれなくて結構」
ちぇっ…塔矢ってば冷たい…。
進藤が唇をとがらせる。
その様子が子供っぽくて、何だか可愛いと思った。
ボクは小さく笑って、進藤の唇に軽く触れるだけのキスをした。
「と、塔矢…」
進藤は驚いたように、ボクを見返した後 「も、もう一回して!」 迫ってきた。
「…やだよ。キミからすればいいだろう」
「ダメ!塔矢からしてくれるなんて貴重じゃん!」
「貴重だから一回きりだな…っ」
言ったすぐそばから、進藤に唇をふさがれた。
もちろん、触れるだけなんて、軽いものですむはずがなく。
しばらく舌の感触を楽しんでから離れた唇は濡れていて……。
「塔矢…」
抱きしめられる。素肌の温もりが気持ちいい。
好きな人としているから、こんなにも幸せになれるんだろうな。



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