無題 第2部 65


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「まだ、終わってないよ…!」
ベッドからおりようとする緒方の腕をアキラが捕らえ、もう一方の手を緒方のペニスに伸ばした。
「黙れ、オレに触わるな!オレを何だと思っている?おまえのための道具か!?」
緒方がその手を振り払う。
怒りと憎悪のこもった瞳でアキラは緒方を睨んだ。
それから、アキラは緒方を睨み付けたまま、薄く笑った。
その顔に、緒方は戦慄した。
アキラは緒方を見据えたまま、ゆっくりと手を動かして緒方のペニスの先端を撫であげた。
それからその指をペロリと舐め、上目遣いに緒方を見て唇の端をつりあげた。
そして目を瞑って、自分の唾液に濡れた指を奥部にあてがった。
「んっ…!」
「…アキ……」
十分に敏感になっているそこに指が触れた瞬間、アキラは自分が与えた刺激に声をあげ、
眉を寄せて目を閉じた。
「んんっ…あっ…」
白い顎がのけぞる。そのままアキラは自分の指を内部に押し入れていく。
「ああっ…はぁっ……」
「…アキラ…やめろ…!」
緒方は思わずその光景から目を逸らした。
だがアキラは自分で自分を探りながらその行為に沈み込んでいった。



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