初めての体験 65
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「はぁ…ああ…あぁん…ハァン…」
男の気の長い責めに、ヒカルの身体は確実に高ぶっていった。
「あふぅ…や…」
ヒカルの甘い声を上げ始めると、男は満足そうに笑って言った。
「もっと、別のものが欲しくないかい?」
ヒカルが振り返って男を見た。意味が分からないと言うような顔つきだ。
ぼんやりと自分を見つめるヒカルの目は、快感で焦点があっていない。
男はヒカルの返事を待たずに、そこに胡瓜を入れた。
「やぁ!」
ヒカルは悲鳴を上げた。胡瓜の太さは、むろん指三本よりも細い。だが、それは指より、ずっと奥まで責めることが出来た。おまけに、胡瓜の周囲に満遍なくついている突起…。
その感触にヒカルは息が詰まりそうになった。
「あ…あ…あぁ――――――」
それでも、男の執拗な責めにヒカルは遂に、放ってしまった。一度も前を触れられていないにも
関わらず……だ。
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