新珍子和歌集 7
(7) 珍カスのこすり落とせば独り言 彼方の菊のにほひぞ恋しき ――大伴珍持 (ずいぶんアキラたんと逢っていないので私の珍カスも溜まる一方だ。 恋しい人の穴ーるのにほいが恋しい、そう独り言を言ってしまいそうだよ。)