通過儀礼 自覚 7


(7)
教室を出た二人は迷うことなくトイレへと駆け込んだ。アキラを個室に入れると、加賀は
気持ちを落ち着けようとゆっくり鍵をかけた。
振り返ると股間を握って俯いていたアキラが心配そうに顔を上げた。
加賀はアキラの前にしゃがむとその手を優しくどけた。アキラは全く抵抗する気配がない。
それをこれから自分の行うことに合意したのだと受け取ると、加賀はアキラのズボンを脱
がした。アキラはそれを恥ずかしそうに見つめる。するりとズボンが床に落ちる。すると
石が詰まって膨らんだ下着があらわになった。
加賀は息をのんで足の間に手を差し入れると、ゆっくりと太ももを伝いながらそこを握り
締めた。カチャッと冷たく硬い石と石がぶつかる音がする。そしてその硬さの中にむにっ
と柔らかく温かいものがあるのを見つけた。ズボンの上からではわからなかった感触に加
賀の興味は一心に向けられた。
下着へ手を伸ばした加賀は碁石を落とさないようにゆっくりゆっくりと下着をおろす。
徐々に白く透き通るような白磁の肌をもつそこが顔を出す。加賀はそれをまじまじと見つ
めた。しかしアキラにはそれが焦らされたような気がして、早く珍子にさわって欲しいと
ムズムズと腰を揺らした。それと同時にアキラの珍子もぷるんと揺れる。加賀はそれを目
の前にして思わず口にくわえてしまった。
「ヤァッン! 食べちゃやだよ。口から出して」
驚いたアキラは加賀の頭を叩いた。だが加賀はアキラの珍子を味わうように口の中で転が
した。湿った生温かい口腔内に包み込まれる初めての感覚に、アキラはそんな快感がまだ
あったのかと抵抗をやめて感じていた。
ちゅぽんっと音を立てて加賀がアキラのそこから離れる。そして尻や珍子などをなでまわ
しながらアキラの表情をうかがった。アキラは熱い吐息を吐きながら恍惚とした表情で呆
然としている。
「なんかスンゲー気持ちよかったみたいだな」
アキラは顔を赤らめると素直にコクンと頷いた。



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