待てない 7


(7)
そうこう考えているうちに…..
「ガンガンガンッ」
どうやら後部座席の方かららしい.
俺は不安になり尋ねようと思った。なんせ塔矢が計画した旅行だ…..これはきっと何かあるに違いない,.
「塔矢、あのさ…..」
ってー…..ちょっとー.塔矢はさっきから続けている俺のすぼまりをいじくり回すいやらしい行いをやめようとしない.
「がッコオン」
うわー何だかけたたましい音がしてるよー.。.

「加賀―南してるんだよー新幹線、こわれちゃうよー…」
「おい、筒井、おまえ俺達は、あんなしんきくせー樹海なんぞに用は無い.そうだったよな.一番てっとり早くあそこに行くにはこの車両から……..」
何故だか聞き覚えのある加賀のような声の持ち主が喋ってる.

「キキキキキーーー」
…..!車両の音が変わった.こっつこれは完璧にやばいんじゃ.。。。。
さすがに怖くなって下半身の状態も忘れて窓の外を見た。
「!!!!!!!!!!!」
絶句―――――。
車両が切り離されている!それにこの列車もこのままじゃー。。。



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